昨日日曜日。
蒸し蒸しで、午後には大雨が降った土曜日とは打って変わり、朝からピカピカの快晴
昨日は買おう買おうと思っていたスティック掃除機を買えてハッピーでした。
が、
香港的感じ悪いサービスに当たっちゃって
ちょっとBad HongKong Day でした
ふんだ、
私の部下に当たる前任の悪い課長の忘れ形見、通称サイドキックもたいがいですが、香港では店員さんが唖然とするくらいイヤーな対応する人がいます。
昨日バドミントンとてんやでの天丼のご飯を終えて、帰り道。
お初のてんや、美味しかった![]()
前からほしかったハンディー掃除機を買いに、シャオミーのミーストアへ。
目当ての掃除機を見つけて、ゴミ出しの容器の外し方などを教えてもらって、「これください」と店員さんに聞いたら、ひとこと「ならんで買ってください」といって、さっさとどこかに行ってしまいました。
そうか、カウンターに並んで注文と精算するのね、と思って、10人くらい並んでいるところで10分ほど待つ🧍🏻♀️🧍🏻🧍🏻♀️🧍🏻🧍🏻♀️🧍🏻🧍🏻♀️🧍🏻。順番がきて、写真に撮った製品の名札を見せると・・・、「これ在庫ないので注文してください。家まで送りますので」とにっこり。えー、家に配達って言ってもこちらの都合聞かないから受け取りできないっす![]()
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それに並ばせる前に、「これください」といった時に、「在庫ないと発送になるので在庫確認しますね」とか言って欲しかったなあ![]()
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ということで、もういいですとお店をでて、横にあった億世家というメイドインチャイナのちょっと安い家電を揃えるお店を覗いてみました。幸い
ちょうどいいのがあって、店員さんもごみ容器の取り外し方教えてくれたし、じゃ、買いましょうという所になって、「なんでもいいので2個買うと2個目が88折ですよ!(100-88=12%ディスカウント)」と魅力的なオファーが![]()
この88折(パッパッチ!)という言葉に、よせばいいのに乗せられて、あったら便利だなあと思っていた長方形の電気なべ+スチーマーのセットが399ドルになっていたので、これも買うことに。
・・・ここまでは「よかったあ
ハンディクリーナー買えた
」と単純に喜んでいたんですが・・・次があった・・・![]()
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在庫もあったので、ご機嫌で製品を用意してくれた店員さん「会員ですか?あ、会員ですね?会員さんは更にお得で現金券を買ってくれたらこれで200ドル使えて、これで200ドル使えて、更に掃除機は5%引きになるし、残りの200ドルはいつでも使えるから・・・」とあれよあれよとクーポンの綴りをだしてきて切り出してます![]()
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「なんだろう?」と見ていたら計算機を叩いて、「はい、965ドル」というんです。
ちょっと待て![]()
チョットマッテ![]()
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掃除機499ドルの5%+電気なべ+スチーマーセット399ドルの12%オフなら800ドルちょっと、なぜに965ドルになる?
と思ってしばし考えて、「じゃあ現金券要らないです。ごめんね。」といったとたんに、店員さんのトーンが目に見えるほど落ちて

一言、
「じゃあ、さっき渡した200ドル現金券返して!」といったっきり、まったくしゃべらない![]()
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笑顔も封印![]()
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もくもくと取り戻したクーポンと切り離したクーポンをセロテープでとめたり、だまーってレジに入力しているのでしばし待つ。合計いくらですとも、レシートですともいわず、まったくの無口。さっきのハイテンションはどこへ…
まあ、香港で店員さんが「突然人が変わる(だいたいネガティブ方向へ)」には慣れているので、こちらも知らん顔して「2個め88折」の割引コミで800ドルちょっと払いました。その後、2箱のまま渡されるかな、と思ったけれど、そこは店員さん、ちゃんと梱包台に荷物を載せて、2つ一緒に荷物ヒモで十字に結んでくれて、「どん」と無口にそれを地面に置くと、こちらに背を向けました。
「おーい?商品の保証期間はどのくらい?」と聞くと背中を向けたまま「・・・一年
」だって







・・・なんかなあ。気持ちのいい接客をしてくれたらお客さんもごきげんだし、またこのお店くると思うし、なにより店員さん本人が気分いいと思うんだけど。なぜ、そこに考えがいたらないんだろう?といつも思います![]()
シャオミーの「とにかく自分の都合のいい接客しかしない」タイプはまあしかたないとして、「目先の利益にとらわれ、自分の思い通りにいかないと、ぶすっとしてむっちゃ塩対応に豹変する」タイプ、お金はらってまでこういうのはやだなあ![]()
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まあ、ハンディークリーナー買えたからいいか。ぐすっ。
まあ、結局、こういうなんでもストレートな香港が実はそこまで嫌いではない、わけでもない、かもしれない![]()
お口直しで、バドミントン仲間のソラシラちゃんのお話を1つ。彼女は余計なことはしゃべらない人なんですけれど、20年以上つづけている週末バドミントンでラケットとシャトルを保管してくれているかたわら、シャトルのガットが切れたときのメンテナンスもしてくれています。で、今回はプレイ中に4つもガットが切れたので、いつものとおり、直して来てくれてました。いつもどおり、あたりまえのように直ったラケットを持って来てくれて、それでプレイして


プレイの後、リザちゃんを交えた3人で、ご飯を食べにいきまして、そこで「いつもありがとうね、最近ガットの張替えも高くなったよねえ~(1個につきHKD90ドル)」と話題に出してみたら。ソラシラちゃん「・・・実は、ガット変えてくれるひとさがすのも大変だったのよ~~~~~」とぽつりぽつりと話始めました。
まず、ソラシラちゃんが4つのラケットをもって、いつも行く青衣のバドミントン用品屋さんへ行くと、お店の人が、「うち家族で旅行に行っちゃうから出来上がるのが3週間くらい後になっちゃうけどいい?」ときかれて、やむなく、別の場所を探すことに。
香港在住の方はよくご存じだと思いますが、香港は「修理」とか「DIY用具」とか、ドンピシャのお店を探すのがけっこう大変なんです。お店によって値段に開きがあるし、すごい感じの悪い店にあう可能性も結構あるとなると、1回お店をみつけたら、多少不満でも慣れたところで済ませちゃうことが多いです。
で~も~改めてお店を探そうとすると・・・結構ない

ソラシラちゃんも焦って、ウェブサイトでお店を探して、電話をかけまくるも、お店自体が無くなっていたり、プレイするのに必要な日曜までに直せなかったりとなかなか見つからない


今度は奥の手、友人に聞きまくって、葵涌商城のお店を訪ねて行ったらお店がなくなってるし、荃湾の市場にあるというお店を訪ねて行ったら完成は2週間といわれる・・・で困り果てて、荃湾をウロウロしてたまたま見つけたお店に持ち込んで事なきを得た。というお話でした。
聞かなきゃ言わなかったな。ソラシラちゃん
もう、無口なんだから

香港生まれなのに家が貧しくて出生届を出さずに育ったため、香港の出生証明がないソラシラちゃん、苦労した人だけどお金持ちになった今も何事にも無駄口をきかずに、いろいろなことを黙ってさっとしてくれて、ほんとうにいい人だ


こんな人もいるので、そりゃ感じ悪い人も・・・いるよねえ。大概悪気はないんだけどね、香港の皆さん。
さて月曜日、今週も頑張りましょう。
