ずっと前から中西健太の身長が気になっていた田中晶子は登校日に保健室で健太の身長を図らせてもらう事にした。
 晶子の思っていたとおり健太の身長は170センチを越していた。
「健太くん、あなたの身長は171センチあるよ。かっこいい」
 この晶子の言葉に健太は、
「どうって事無いよ」
 こう言葉を返した。
数日後学校のプール開放日に晶子は健太の水着姿を見た。水泳部の顧問で現役の水泳の選手である、教師の石田正雄と遜色ない体をしている。
「本当にかっこい」
 晶子は自分のボーイフレンドが日に日にかっこよくなってゆく事がうれしかった。
だが、
「他の女の子があの人を好きになったらどうしよう」
 こんな考えも頭の中に浮かんでくる。
夜ベッドに横になったら健太の事が脳裏に浮かんで寝れなくなっていた。