沖縄では梅雨も明け、私が住む関東でも先週は30度近い日が何日かあり、ツイッター を見ていても「エアコンつけたいー」という言葉を何人からから見かけました。
恐らく多くのご家庭で、前回エアコンを使用したのは冬の暖房の時期。そこから数ヶ月経っていますので、エアコンを使う前に、１度掃除をしておきましょう。
■一番簡単！エアコンフィルターの掃除
これはエアコンを使用している期間中も２～３週間ごとに掃除した方がよいところです。
エアコンの前面のパネルをあけるとフィルターがついていますので、それを取り出し掃除します。
軽くホコリがついている程度であれば、掃除機で簡単に掃除が可能。
ホコリが水分と混ざり張り付いてしまっているようでしたら、風呂場などで使い古しの歯ブラシと石鹸を使いゴシゴシ洗って下さい。
その後はとりつける前に、必ず完全に乾燥させること。水気が残っているとカビの原因にもなります。
■市販のエアコンクリーナーを使用
上記のエアコン掃除はフィルター部分のみ。エアコンを掃除しなくてはならないのは、その奥もです。
一番簡単で節約できるのは、市販のエアコンクリーナーを使う方法。ドラッグストアやホームセンターなどで、１本（１回分）500円～1000円前後の製品があります。
掃除方法は、フィルターを掃除するのと同じように前面のパネルを開けて、そのスプレーがなくなるまで全体的に吹きつけるだけ。すると中の汚れが排水ホースを伝って外に出ます。
最近の製品は速乾性の強いものが多いので、基本的にはその作業だけで終了。
しかし、なにぶん水気のあるものを吹き付けるので、中に水分が残ってカビが心配されることもあります。そのような場合は、使った後に除湿乾燥を１時間程度運転すれば大丈夫だそうです。
・・・この「大丈夫だそうです」というのは、人さまに教えて頂いた事だから。次に紹介しますプロのエアコン掃除屋さんに、３年ほど前ですが色々聞きまくりました。
■３年に１度はプロのエアコン掃除
３年ほど前、今の家に引っ越してきた時、前の住人の方がエアコンを残していってくれました。「リビングのエアコンは２年前のもので新しいから」と言われ、製造年を見てもその通り。
でもその間にどのように掃除していたか分からなかったことと、ちょうど新聞配達店のサービスで１台5,000円で掃除してくれるキャンペーンがあったので、初めてプロのエアコン掃除に依頼してみました。
その時の様子がこちら。
まずは驚くほどにホコリだらけのフィルター。まぁ、これだけでしたら、私でも掃除することができます。
しかし、問題はその奥でした。
排水ホースを伝って出てきたのは、こんなに真っ黒に汚れたもの。
これはどうやっても、プロの道具を使わないと出来ない掃除でした。
その時にプロのエアコン掃除屋さんに伺ったのが、やはり本来であれば１年に１回プロに頼むのがベスト。
でも、そうもいかないだろうから、前述のような定期的なフィルター掃除と、市販のエアコンくリーナーを使っての掃除をしておけば、３年に１度程度のプロの掃除で大丈夫との事でした。
数ヶ月使わず汚れが貯まっている可能性が高いエアコンを、夏になってそのまま使うのは危険。ホコリやカビを部屋にまき散らすことになってしまいます。
今までのエアコン掃除の頻度と照らし合わせ、シーズン前にお手入れすることをお薦めします。
エアコンシーズン終了後の掃除方法については、その頃にブログで紹介させて頂きます。
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