地元高知で開催されたフィッシングショーにて頂いたカタログにこいつは居た。
銀色の魚体は背中にかけて青みがかり、口には無数の牙の中に、突出した2本の大きな牙。初めてこいつ見た瞬間に受けた衝撃は今でも明確に覚えている。
家に帰りこいつについて調べた。こいつはアマゾン川に居て名前をカショーロと言うことを知った。
時は流れて2026年にカショーロを狙い旅に出た。目的地はブラジルパラ州アルタミラ。
滞在期間中は必死だった。いろんな人に話しかけガイドをしてくれる人を探し回った。その結果、4日間の短い時間でありながら、連れて行ってくれる人を見つける事ができ、1日目の最初のポイントにてカショーロを釣ることが出来た。魚を掴んだ瞬間、嬉しさの震えと過呼吸気味になったのは良い思い出。
アマゾンに来て最初の魚が憧れのカショーロだった。しかし期間中釣り上げたカショーロはこの1匹が最後だった。本当に奇跡の1匹である。だからこそ、凄く記憶に残った1匹になった。
私は、この魚を皮切りに世界中の魚に興味を持つようになった。この魚が居たから、いろんな人に出逢い、ここまで来れた。
だから、いつまでもこの魚が原点であり頂点であり、世界で一番好きな魚である。
この魚は誰かを突き動かす力があると思う。もし、この魚をキッカケに魚に少しでも興味を持っていただけたら私としては凄く嬉しい。
最低限、人生で見たい魚は見れた。だから以降はもう少しゆっくり旅をする。もう、生き急ぐ必要も無い。ゆっくり確実に前に進む。




