※タイトルの通り、BLゲームの話なので苦手な人はブラウザバックでお願いします🙇18禁ゲームです💦

















私がプレイした唯一のBLゲーム

→『鬼畜眼鏡👓️』



ここ数年BLというものから離れていたんですが、何故か急に鬼畜眼鏡のことを思い出してしまい、久しぶりにOPを見たら懐かしさに涙出そうだった。





懐かしすぎてヤバイ。作品の世界観と合いすぎて、聴くだけで記憶が蘇る。


あまりにも懐かしすぎて語りたくなったので、今回は鬼畜眼鏡について語ろうと思います。未プレイの人にも面白さが伝わるよう尽力しますが、殆ど自己満足の内容となっています。



かなり前にプレイしたので記憶が曖昧なところもありますが何卒🙏ネタバレはないです!




 あらすじ



何をやっても裏目に出てしまい、失敗ばかりの営業マン、佐伯克哉。リストラを目前にして、半ばあきらめていた彼の前に現れたとある人物。


「これを身につけた瞬間から、あなたの人生は大きく変わります」


そういって手渡された、なんの変哲もない眼鏡。それをかけた瞬間から、彼の人生は180°変わり始めた――。


その眼鏡をかけている間は、人が変わったように有能に仕事がこなせるようになったのだ。これで俺は今までの駄目な自分を捨て、変わることができる。


しかし、断片的によみがえる眼鏡をかけているときの自分の行動。 これは本当に俺なのか? 一体俺は何をしているんだ?

そう、その眼鏡は、なんとかけた者を鬼畜に変える禁断のアイテムだったのだ…。


眼鏡の着脱によって、弱気な主人公(受)から鬼畜な主人公(攻)へと変身できる、アダルトリーマンラブストーリー。



※公式サイトより引用




 思い出


実はキチメガはFD含めがっつりプレイ済み。親がいない合間を縫ってコツコツ進めてたの懐かしい。かなり前に売却してしまったのですが、今やった方が楽しめる気がするのでまたやりたい。



当時めちゃくちゃハマって中古でしか手に入らない設定資料集をかき集めてた。画集とコミカライズにも手を出した。数少ない2次創作に感謝しながらpixivを漁ってましたね。五十嵐太一…。




ニコ動でネタにされていることも多かったので、パロディやらmadも漁った。opの振り付けを考えてみた動画がダサすぎて好きでした。実際に踊る人とMMD(懐っ!!)の作品が派生してて大笑いした記憶。






 当時の感想


ネタにされがちだけど、ガチで面白かった。



とにかくシナリオの完成度が高い。

主人公が営業マンなのですが、業務内容や人間関係、仕事の大変さや人生の辛さがかなりリアルに描かれていて、意外と考えさせられる。表現や心理描写も丁寧で度々泣かされた。



人間の多面性(ペルソナ)が主なテーマになっていて、その辺の解釈も面白い。攻略キャラの多面性もそうだが、普段ポンコツな克哉が、眼鏡を掛けると性格が豹変して有能になることにもちゃんと理由がある。



社会の中で演じるキャラクターと本来の自分の精神の葛藤、そして統一。これらが物凄くリアルに描かれている作品。プレイ後は、ユングの提唱した概念『ペルソナ』に興味を持つことになるはず😌



尚、鬼畜眼鏡なだけあってHシーンは鬼畜なプレイが多めではありますが…。あんな凄いことしてるのに、シナリオの邪魔になってないどころか一層面白くしてるの凄い。



同じキャラを眼鏡(攻)とノーマル(受)で攻略できるのが画期的。片方でしか攻略できない人もいる。個人的にはノーマル克哉がめちゃくちゃ可愛いし、ノーマル克哉√の方が恋愛過程が丁寧で好き。眼鏡は怖い笑




あと、このゲームには鬼畜度のパラメーターがあって、鬼畜度が増えすぎると恨みを買われて痛い目に遭うのも良かった。やりたい放題に見えてちゃんと境界線があるのがこのゲーム。



この鬼畜度システムが面白いのなんの。

『もっと攻める』『やめておく』みたいな選択を迫られて、迷うんですよこれが。



(攻めたい…!けど絶対鬼畜度オーバーしちゃうよ!!)のハラハラが面白い。でも攻めたいから攻める前にセーブしてた。



選択によって切なかったり、幸せになったり、どうしようもない結末になったり、エンディングがしっかりたっぷりなのも💮





 推し



どのキャラも魅力的なのですが、私的には五十嵐太一ってキャラがドツボで…。



主人公の行きつけの喫茶店でアルバイトしながら、バンド活動もしている大学生。克哉を気に入っていて、序盤からかなり懐いて来ます。



途中までは可愛いワンコ属性ですが、次第に彼の生い立ちや黒い部分が明らかになっていき、エンドによっては黒いものを全面に出してきます。



生半可な気持ちで深入りしちゃいけない子。

とにかく自由奔放だし、支配欲強いし、家庭環境も真っ黒なので命懸ける覚悟がないと幸せになれない。(分岐によっては主人公死ぬ)



でも黒太一も白太一もホントに良くて…。太一には性癖を歪められた思い出。多分今も影響してる。



テニプリの切原赤也もそうだけど、人懐っこく見えて実は中に闇とか攻撃性を秘めてるキャラにハマりやすいのはここから来てるかもしれない。




基本的に太×克は太一がグイグイ引っ張ってくれるのですが、太一も弱気になる時があって年相応に人生に悩んだりするし、実家との固執もある。




でも、ここぞという時にノーマル克哉の包容力が光るんですよ。太一が悩んでると社会人目線の答えをくれるし、暴走しそうになるとちゃんと止めてくれる。



「やっぱ克哉さんには敵わないや」



でも攻めは太一、関係性が最高じゃないですか!?圧倒的推しカプ昇天



ドラマCD(?)の

「克哉さん…死ぬまで一緒にいようね」の台詞が印象に残ってる。本気で言ってるよこの子😭😭ずっと一緒にいてなぁ…。




まとめ 


ここまで熱く語ってしまいましたが、本気でいい作品だったので気になった人は是非やってみてほしいと思います。人は選ぶけど😅


未だに沼ってる人がいるのも納得なんですよね…。ファンとか見てても、この作品は一度離れても戻ってくる人が多いイメージ。


書いてるうちにまたやりたくなってきた。また買うかもしれない。



それでは~