一日の最低気温が10℃を下回る日が多くなってきました。

日中、ビニールハウスの中はまだ30℃を超えていますが、段々と小松菜の成長が鈍り始めています。

そろそろ、防寒対策をしなければなりません。

まずは台風によってできた穴や裂け目を修復します。
それから換気用の側面の巻き上げ装置や天窓の点検(ちゃんと閉まるか)。

水回りも防寒シートで覆います。

水耕栽培で寒い時期に大事なことは水温の管理です。

なぜなら、水温が10℃以下になると小松菜は殆ど成長しません。

気温は日中の日差しですぐに上昇します。
しかし、水温は冬の日照時間ではあまり上昇しません。

もちろんボイラーなどの暖房装置もありますがハウス内の地面が氷点下近くになるとお手上げです。灯油代もバカになりません。

そのためには手の空いた時間を使って、早めに防寒対策をすることが何よりも重要なのです。

もう少しして霜が降り始める頃までには防寒対策をしておきたいところです。