農業を経営するにあたって一番警戒するべきことは「気象リスク」です。

農家が融資を受ける時ほとんどが農協または国からです。
それには気象リスクに対して銀行では手に負えないという事情があるからです。

それほど気象リスクが高いことを表しています。
たとえば
・冷夏・干ばつ・長雨・集中豪雨・低温(早霜、遅霜)・大雪そして台風

これらが1年のうちで全く起きない年などありますか?
一般の家庭でも影響を及ぼすこれらの気象現象は農家には甚大な被害を及ぼすことがあります。

この時期一番警戒する気象現象は台風です。
台風が発生するたびに農家は覚悟をします。
通過コースや気圧を頻繁にチェックします。

今年はこの辺りでは18号が猛威をふるいました。
3日間の停電、塩害、ビニールハウスの損壊

我が農場も約1ヶ月間収入はありません。

それでも、それは覚悟をしたことですから次の日から再び種を蒔きました。

その種が発芽し成長して明後日から収穫の再開です。

もちろん、成長をさせてくれたのは気象現象であることは言うまでもありません。
感謝