今日は横山幸雄さんのピアノ・リサイタル・シリーズ
voyage
~ショパンからラフマニノフを結ぶ音楽の旅路~
第3回 ドビュッシー生誕150年記念
前奏曲を巡る3人の作曲家達
~ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ~
を聴きに行って来ました。
前回のショパン、ドビュッシー前奏曲からの流れのプログラム。
ドビュッシーの前奏曲集第2巻を通して弾くのは、今回が初めて。
そして、スクリャービンは今回のために勉強した曲もあるということ。
三鷹ならではのプログラムであるというお話でした。
日本では知っている曲を聴きに行くことが多く、
ヨーロッパでは知らない曲を聴きに行くことが多いように感じるとの
お話もあり、この曲だから聴きに来たという人もいるだろうが、
この機会にあまり聴く機会のない曲も聴いてもらえたらといったこともお話していました。
私も横山さんのシリーズでなければ、聴いていなかったと思う曲目。
実際に知っている曲はアンコールを抜かしたら、
ドビュッシーの花火、ラフマニノフOp.23-5とOp.32-12ぐらいで、
あとラフマニノフで少し聴いたことあるかな?程度でした。
3人の作曲家の前奏曲を通して、
それぞれの作曲家の特徴を感じられたかな。
ドビュッシーは聴いていて音の響きを楽しむという感じ。
スクリャービンは、実はよく把握していなくて気付いたら終わってしまって。
(何やってるんでしょう)
ラフマニノフが一番私には馴染みやすい(わかりやすい)という感じ。
私にとってあまり馴染みのない作曲家の曲を学ぶいい機会になりました。
アンコールもよかったです。1曲目聴いたことあるけれど何だっけ?って
後で友人に教えてもらいました。横山さんのCD『ラ・カンパネラ』に入っている曲ということですっきり。
また久しぶりにこのCD聴いてみよう。
亜麻色の髪の乙女は聴いているとうっとりしますね。
そして、ショパンの前奏曲Op.28-7、8は以前のアンコールでも聴いていて、なんかおなじみの曲と思うとうれしくなりますね。
幸せな気持ちで会場を後にしました。
プログラム
ドビュッシー 前奏曲集第2巻
休憩
スクリャービン 前奏曲集より
Op.11-2、9、12、13、14
ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-2、4、5
Op.32-5、10、12
アンコール
スクリャービン エチュード Op.8-12
ドビュッシー 前奏曲 亜麻色の髪の乙女
ショパン 前奏曲 Op.28-7、8