本日は呼吸なげ、これも抜きを使うといつもと違う技になるから驚きである。
・体の変更、同気の流れ
・諸手取り呼吸法
・両手取り呼吸投げ(内側から)
・両手取り呼吸投げ(外側から)
・両肩取り呼吸投げ
・両肩取り呼吸投げ(前に回りこむ)
・後ろ両肩取り呼吸投げ
・座り技呼吸法
両手取りの技は片手取りと入り方が同じ技が多い。
呼吸投げもそうであるが、片手取りのように崩す腕の、もう一方の腕の崩しを活かしてやることで掛かりが数段よくなるから勉強すべき点が多い。
内側から崩す場合は、もう一方の手を呼吸法で上に崩してやる。そうすることで、引き寄せる方の腕の動きと同調して、相手の頭を中心に回転するように崩すことが出来る。
外側に崩してやる場合は、もう一方の手を引き寄せる方の腕よりも、心持ち前方に崩してやって、相手を前に崩してやると具合が良い。
最近、抜きによる崩しの研究を通じて、技を勉強するときは、投げではなくて、崩しをより多く研究する方が重要ではないかと思うようになった。
合気道の技は非常に多い。
しかし、多いのは投げ方や、固め方の種類ではなくて、崩し方である。
崩し方は相手の攻撃方法や、固い技、気の流れ、変化、応用などで無限に生まれる。
崩し方の研究が足りない(というか自己流な)一般の合気道の技数が少ないのはそういう理由からである。
投げに逸らず、じっくり崩しを勉強したい。