今日と明日は、仕事はせず、正月を満喫すると心に決める。

 

 すでに昨夜は、午後5時には一人で呑み始め、8時前には寝る。というモードに入っていったが、夜のうちに目が覚めることはあっても、今朝は6時まで寝れた!

 

 そして朝のルーティンをこなし、箱根駅伝が始まる頃には、あとはなんでもどうぞという状態になる。

 

 飲酒すると、その後の選択肢が減ってしまうので、朝ビールは自重して、適宜、駅伝の様子をチェックしながら、読書。

 明るい陽射しのもと、贅沢な時間。

   

 

 子どものころは、ほんとうに我が家は寝正月だった。

 

 小さな豆腐屋を夫婦で営む(子どもの店番はあたりまえ)両親は、正月となれば、朝からみんなでご挨拶して、その後、父は軽くいっぱいやって、あとは寝正月。

 ほんとうに、3ヶ日は、母の実家へ新年の挨拶(私たちはお年玉をもらい)に行くくらいで、ほんとに食っちゃ(呑んじゃ)寝だったのが思い起こされる。

 

 ただ小学校低学年の子どもには、それはそれで退屈な正月。

 まだ2年生の頃だったろうか。

 一人で遊びにでるのはまだ許されていなかった私は、こんな時だからと、歩いて5分ほどの小学校へ凧揚げに行かせてくれとお願いして、なんとか家を抜けだし、見事に凧を木にひっかけて帰って来たのもよい思い出。

 

 それに比べて、我が家の息子たちは、見事に、まだみんな寝ている。