[NEWS] あわや竜巻？漏斗雲が出現…旭川で目撃情報
旭川市方面の上空に出現した「漏斗雲」（２９日午後、北海道東川町で）＝鬼塚幹雄さん提供
２９日午後５時２０分頃、北海道・旭川地方気象台に「竜巻のような雲が見える」と、旭川市内の住民らから目撃情報が相次いで寄せられた。
同気象台職員が確認したところ、気象台から東方向約５～１０キロの地点で、上空の積乱雲から雲が地上に向かって長く延びているのを発見。雲は約３０分後の同４７分頃に消滅した。
地上での被害が確認されていないことから、同気象台では、竜巻に発達する前段階の「漏斗(ろうと)雲」だった可能性が高いとみている。
役場庁舎から目撃した東川町職員の佐藤文泰(ふみひろ)さんは、「黒雲の底から黒いしっぽのようなものがどんどん下に延びていくので、これはまずいと思った」と驚いた様子だった。
（2009年7月30日01時50分 読売新聞）先日の群馬県館林市の被害の直後だから、住民の関心も高かったのかもしれない．
そう言えば、前橋地方気象台が「館林市の突風は竜巻だった」と断定したそうな．
この記事にある「漏斗雲」の目撃情報もあったという．
被害の出た面積に対して、亡くなった人が出なかったのは不幸中の幸いだった．
旭川市の「漏斗雲」もこの一枚の写真を見ただけでも、かなり気持ちが悪い．
こんなものが 30分も見えていたら……、と思っただけで背筋が寒くなる．
そんなに長く見えていたのなら、だれか動画を撮影していないのか ???
もしかしたら、昨夜のニュースのどれかで放送されたのだろうか ???
アメリカには「トルネード・ハンター」とか呼ばれる、竜巻発生のメカニズムを研究するために、竜巻の映像を録画して、自分たちも可能な限り竜巻の中へ入っていこうとする連中がいる、という話をテレビで見たことがある．
アメリカ中南部では、毎年 100個（だったかな？ 兎に角日本では考えられない数字だったが）以上の竜巻が発生して、被害を出しているそうな．
台風と同じく、もし実際に発生したら、通り過ぎてくれるのを待つしかないから始末が悪い．
日本での竜巻発生件数の上昇も、環境破壊とか地球温暖化の影響なのか……．