今夜のヤッターマンスペシャルは……
アニメ☆7また、実在のタレントを使ったスペシャル.
『ヤッターマン限定版 今夜限りのドロンボーvsドロンボー
生瀬・ケンコバ・深キョンにあのヒーローも登場SPだコロン!』
実写版映画『ヤッターマン』の存在を知り、実写版ドロンボー役を努める深キョン、生瀬、ケンコバにライバル心を燃やす本家ドロンボーたち。さらに今回のドクロリングは深キョンがはめている指輪だったのだ!ある連邦捜査官と知り合ったヤッターマンたちは、世界を破滅から救うため深キョンの指輪を追って、実写版の撮影現場へと急ぐ!5月に放送し大好評のヤッターマン限定版。
深田恭子さん、生瀬勝久さん、ケンドーコバヤシさんが本人役としてゲスト出演する.
最初にタイトルを見たときに「ドロンボーvsドロンボー」というのがピンと来なかったけど、オリジナルのアニメ版 vs 新作実写版のドロンボー対決と言うことだった.
「ytv アニメメルマガ」に拠ると、「生瀬さんはスケジュールの都合で別日の収録」なんだと.
しかも「深田さんはアニメ声優初挑戦」なんだと.
当然のことながら「3人の掛け合いシーンがたくさんあった」ということなので、現場にいない生瀬さんの台詞に、初心者の深田さんが台詞を被せるようなシーンはどうやって録音したんだか…….
そのつもりで見ていると、実写版チームの台詞の掛合いには、微妙なズレがあるのかもしれない (^^;;;;
テレビアニメの録音現場では、絵が間に合わないってのは良くある話.
最初は、普通にカラーで動いているけど、そのうちに色がなくなり、線画だけになる.それでも、動画になっていればマシ.
そのうちに原画になると、もう動かない.紙芝居みたいな状態になる.それでも自分が声をあてるキャラが画面に見えているならまだ良い.
更に作画が遅れると、キャラの顔が丸になる.一応画面に自分のキャラが登場しているらしいが、複数の人間が登場したら、既に見分けられない.
更に遅れると、タダの線になるらしい.画面上に赤とか青の線が表示されて「あなたの台詞は赤い線が出ているときに喋ってください」とか言われるそうな.
もうこうなると、画面の中で自分が演じるキャラが、どんな表情をしていて、どんな仕草をしていて、どんな姿勢をしているのかなんて、全く判らない.
……台本の内容から、ある程度推測することはできるだろうけどねぇ.
山田康雄さんが存命だった頃の「ルパン三世」では「完成した絵を見ないで、まともな芝居ができるか!!」という山田さんのポリシーで、録音時点では絵は完成していたらしい.
その結果、アニメ制作はいつもギリギリで、いつ放送に穴が開いてもおかしくない状況だったそうな.
「ヤッターマン」でのタレントを使ったスペシャル版の録音って、どの状態でやってたんだろうか ????
こういうおかしなスペシャル版を作っているから、放送休止の回数が増えるんだろうね.
来週は、またコナンスペシャルだし、その後はそろそろ年末特番がポツポツ入りだすから、年内の放送はあと一回くらいかな.
今回のスペシャルは、09年03月07日公開予定の劇場版の番組宣伝以外の何物でもなかろう.
映画配給会社、読売テレビからの要求で作られたスペシャルなんだろうか ???
旧シリーズのファンとしては、30年前の作品を同じ子供の立場で見ていたであろう世代のクリエイターたちが、新しい感覚で旧シリーズのヤッターマンを超えていくところを期待したんだけどなぁ.
現実の制作現場がどういう状況なのか想像も出来ないけど、外部からの圧力の振り回されているような感じがする.
CS のアニマックスで旧シリーズの再放送をやっている.こちらからは「面白いものを作るぞ!!」というスタッフの熱気が画面から伝わってくる.
新シリーズは、意味もなくタレントが出てこない回では熱気があると思うけど、タレントを組み込んだ回は、タレントを使うために無理をしているように感じる.
……みのもんたの回は、虚実を織り交ぜた点で面白かったけどね.
なんかアニメ制作スタッフが可哀相な気がしてきた.