ゴルゴ13 No.33 「誇り高き葡萄酒(ワイン)」
【第 33話あらすじ】ロマネ・モン・リュイザンのオーナー、ジャン・シャルル・アルベールは、日本人柳田には自社のワインを味わう資格はないとして、彼が競り落とした1800年ものの中身を事前にニセ物とすり替えていた。が、柳田はこのワインを、フランス・ナンバーワンといわれるソムリエの前で公にお披露目しようとする。このままでは各誉と伝統が損なわれるとして、アルベールはゴルゴに依頼を。
今回の狙撃の対象は、人間ではなくて中身をニセ物とすり返られたワインボトル.
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日に近い頃の放送と言うことで、選択されたネタなのかな ???
原作は殆んど読んだことがないので知らないのだが、ゴルゴ13 の場合は、必ずしも殺人だけが仕事ではないらしい.
確かに「殺し屋」ではなくて「スナイパー」だもんな.
今回出てきた 1800年物と 1900年物のワイン.
どんなに凄いワインと言っても、所詮はナマモノ.
一般的な話としては、100年前のワインなんて、酸化して「酢」になっているか、更に分解が進んでタダの水になっているのが普通らしい.
荒っぽい例えをすると、保存食として作られていると言っても 100年前に仕込まれた食品で、今でもそのまま食べられるものが、そんなにたくさんあると思うのか……ということになる.
……但し、沖縄には「100年物の古酒(くーすー)」があるから、全くないわけではないけどね.
ワイン劣化の原因はいろいろ.
100年、200年前のボトリングの技術の問題.密封するためのコルクの材質の問題.保管の問題……などなど.
現代史を見ただけでも、フランスは二度の世界大戦でドイツの侵略を受け、歴史のある有名なシャトーは戦争の度にドイツ軍の略奪にあっている.
ワインは気温変化に弱いから、そんな戦乱を乗り越えて、200年間もきっちり温度・湿度を管理されたセラーで静かに寝ていた、なんてことがおよそ考えられない.
No.33 のストーリの中だけで、1800年のワインと言うのが少なくとも三本登場しているが、仮に現存していたしてもそんなに何本も残っているわけがない.
更に、残っていた全てのボトルが、飲める状態にある可能性なんて殆んどないはず.
また、「1800年物と偽って、中身を 1905年物にすりかえて売った」という話も出てきたが、1905年物の栓を抜いて空気に触れさせた時点で、急速に劣化が始まるはずなので、ボトルを詰替えて、次に栓を抜いた時点では既に死んでいる可能性が高いと思う.
今回のテーマは「誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ.それは、苦々しいだけだ」という台詞.
……ラストにゴルゴが二回も全く同じ台詞を言っている.
なので、ワインがテーマになったのは、単なる偶然なのだろう.
しかし、それにしても、ボジョレー・ヌーヴォーの頃に放送するのなら、ここまでいい加減な年代設定は回避して欲しかったなぁ.
ワインというのは、古ければ古いほど、良いもので美味しいものだという、間違った先入観をベースに脚本が書かれたとしか思えない.
「ワインが何年物であるか ??」という点は、ストーリの本質とは全く関係ないし、「この物語はフィクションです」と断わっているにしても、あまりに強引で理不尽な設定に白けてしまって、今回のhなしは素直に楽しめなかった (´ヘ`;)ハァ
今回の狙撃の対象は、人間ではなくて中身をニセ物とすり返られたワインボトル.
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日に近い頃の放送と言うことで、選択されたネタなのかな ???
原作は殆んど読んだことがないので知らないのだが、ゴルゴ13 の場合は、必ずしも殺人だけが仕事ではないらしい.
確かに「殺し屋」ではなくて「スナイパー」だもんな.
今回出てきた 1800年物と 1900年物のワイン.
どんなに凄いワインと言っても、所詮はナマモノ.
一般的な話としては、100年前のワインなんて、酸化して「酢」になっているか、更に分解が進んでタダの水になっているのが普通らしい.
荒っぽい例えをすると、保存食として作られていると言っても 100年前に仕込まれた食品で、今でもそのまま食べられるものが、そんなにたくさんあると思うのか……ということになる.
……但し、沖縄には「100年物の古酒(くーすー)」があるから、全くないわけではないけどね.
ワイン劣化の原因はいろいろ.
100年、200年前のボトリングの技術の問題.密封するためのコルクの材質の問題.保管の問題……などなど.
現代史を見ただけでも、フランスは二度の世界大戦でドイツの侵略を受け、歴史のある有名なシャトーは戦争の度にドイツ軍の略奪にあっている.
ワインは気温変化に弱いから、そんな戦乱を乗り越えて、200年間もきっちり温度・湿度を管理されたセラーで静かに寝ていた、なんてことがおよそ考えられない.
No.33 のストーリの中だけで、1800年のワインと言うのが少なくとも三本登場しているが、仮に現存していたしてもそんなに何本も残っているわけがない.
更に、残っていた全てのボトルが、飲める状態にある可能性なんて殆んどないはず.
また、「1800年物と偽って、中身を 1905年物にすりかえて売った」という話も出てきたが、1905年物の栓を抜いて空気に触れさせた時点で、急速に劣化が始まるはずなので、ボトルを詰替えて、次に栓を抜いた時点では既に死んでいる可能性が高いと思う.
今回のテーマは「誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ.それは、苦々しいだけだ」という台詞.
……ラストにゴルゴが二回も全く同じ台詞を言っている.
なので、ワインがテーマになったのは、単なる偶然なのだろう.
しかし、それにしても、ボジョレー・ヌーヴォーの頃に放送するのなら、ここまでいい加減な年代設定は回避して欲しかったなぁ.
ワインというのは、古ければ古いほど、良いもので美味しいものだという、間違った先入観をベースに脚本が書かれたとしか思えない.
「ワインが何年物であるか ??」という点は、ストーリの本質とは全く関係ないし、「この物語はフィクションです」と断わっているにしても、あまりに強引で理不尽な設定に白けてしまって、今回のhなしは素直に楽しめなかった (´ヘ`;)ハァ