地獄少女 三鼎 | アニメ・特撮 落書き帳

地獄少女 三鼎

第1話「奪われた少女」
第2話「籠ノ鳥」
第3話「腐った果実」


関西では、土曜日の深夜に放送されている「地獄少女 三鼎」(以下、Part3).

「地獄通信」の HomePage に午前零時にアクセスして、ターゲットの名前を入力して、恨みの対象者を地獄に流してもらうという基本的なストーリはそのまま.
「二籠」(以下、Part2)の最後で身体をなくした閻魔あいが、今回は人間の少女に憑依していて、その少女には恨みを持つ者と閻魔あいとの契約の内容が判ってしまう、という設定が特殊.


Part 1、Part 2 では、恨まれてあいに地獄に送られる対象は、比較的誰が見ても地獄に送られても不思議はないような人物であることが多かった.
……「殺されても当然な人間」という発想はしたくないけどねぇ (^^;;;;
明らかな「逆恨み」で、「こんなことで地獄に送られたらたまらんなぁ」と感じるケースはほとんどなかったと思う.

ところが、Part 3 で既に放送された三話では、ターゲットにされた三人とも「こんなことで地獄に送られたらたまらんなぁ」というパターンばかり.
まあ、確かに依頼者から見たら恨みの対象になるようなことをしている部分はある.
それでも、いきなり地獄送りにされなければならないほどのことか、と思う内容.


第一話は結局誤解だったし、第二話は子供の妄想が暴走しただけだったし、第三話も客観的に考えると単なる逆恨み.
第二話に関しては、非常に嫉妬深くて、自分の妻を拘束し、暴力をふるうような夫がターゲットなので、地獄に送られることもあるだろうとは思ったけど、依頼者が若い妻に思慕の念を持った中学二年の男子というのがなんとも…….


冷静に考えれば、相手を殺すほどのことではないのに、自分だけの理屈で考え込んで、思い込んで、自分の中で雪だるま式に恨みが膨らんで行き、相手を地獄に送ろうと決心する.
そこに、「自分の発想がムチャな話である」と冷静に判断する客観性はない.
全てが主観で、全てが一方的に自己都合.


なんか、最近の現実に発生する意味不明の殺人事件に、そのまま当てはまるような気がして恐ろしい.
現実では、「殺す相手は誰でも良かった」というケースが増えているところが、もっと恐ろしいが…….