ゴルゴ13 Target.12「TOUCH DOWN」 | アニメ・特撮 落書き帳

ゴルゴ13 Target.12「TOUCH DOWN」

ゴルゴが、アメリカンフットボールの試合中に、スター・クォーターバック(QB)のライオネル・ブルーを狙撃する.
作品としては、アーバンタイトルであっさり狙撃が成功するところから始まって、本編は、ボルチモア警察の最新鋭科学捜査部門と、足と勘と経験を頼りに地道に捜査する老刑事が、全く別々の角度からジワジワとゴルゴを追い詰めていくところが見所.


しかし、このブログはそういう話ではない.

アメリカンフットボール選手を試合中に狙撃するということで、最初の数分に流れたフットボールのシーンでありえないものを見つけた.

狙撃されたブルー選手が手袋をはめていたこと !!!

フットボールの試合を見たことがある人だと「実際の試合では、殆んどの選手が手袋をはめているじゃないか !!」ということになるかもしれんが、残念ながら、アメリカでも日本でも、アマチュアでもプロでも、利き手に手袋をしているクォーターバックはありえない

野球のピッチャーが、投げる方の手に手袋をしてないのと同じ理由だ.
QBは、フットボールの縫い目を指先に引っ掛けて、正確に投げなければならない.
手袋をはめていては、無理な芸当だ.

アメリカのプロリーグ(NFL)の監督(ヘッドコーチ)には、ランニングバックやワイドレシーバなどのボールを握るポジションの全ての選手が、手袋をはめることを嫌っている人もいる.
本当に際どいプレーでは、指先の感覚一つで、ボールが取れたり、取りこぼしたりする.
そんな微妙なタッチの勝負をするときに、神経の通ってない手袋を使っていて判断ができるもんか、というのが言い分だった.
プロの場合、そのキャッチ一発で勝敗が決まったりしたら、ヘッドコーチとしては悔やみきれないのだろう.


このアニメは、ゴルゴ13 であって、アメフトアニメじゃない.
なので、アメフトの試合シーンがグダグダなのは仕方がない.

短い試合のシーンを見る限り、ブルー選手の所属するチームは、全員が指先から肘の上まであるような手袋(というのか ???)をはめていた.
そこまでユニフォームの一部としてわざわざデザインしたようにも見えたが、余計なパーツを加えたことで、リアリティがなくなった (>_<)(>_<)

どうせ、そんなデザインにするなら相手チームにすれば良かった.
相手のQBは、画面に出て来ないんだから…….


ブルー選手のチームは、普通に素手で試合をしていることにすれば、作画にも余計な手間をかけずに済んで、かつ最低限のリアリティを確保できただろうになぁ.

実は、最近のプロの試合では、QB以外の選手が素手で試合をしているのって、あまり見かけない (^^;;;;
なので、特にラインの選手が素手というのにも違和感はある.
違和感はあるけど、実際にない話ではない.
しかし、QBが手袋をはめているということはない.

アメリカンフットボールを知らない人が描くと、こういうことになるという話ではある.


ゴルゴ13 としては、面白かった (^O^)(^O^)