機動戦士ガンダム OO(ダブルオー)
10月から始まったガンダムの新シリーズ.
放送の一週間前には「機動戦士ガンダム OO 披露宴」と称して、ガンダムファンのゲーノー人を集めた特番を作ったり、10月にスタートする番組の宣伝を 07月から始めたり、全国 28会場で第一話の先行試写会をやったり、など、奇妙に力が入っている.
過去のシリーズで、ここまで派手に前宣伝をした例はない.
主題歌は、L’Arc~en~Ciel が歌っているしね.
公式 HomePage による基本的なあらすじ:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
西暦2307年。
化石燃料は枯渇したが、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。3本の巨大な軌道エレベーターと、それに伴う大規模な太陽光発電システム。しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、一部の大国とその同盟国だけだった。
3つの軌道エレベーターを所有する3つの超大国群。アメリカ合衆国を中心とした『ユニオン』。中国、ロシア、インドを中心とした『人類革新連盟』。ヨーロッパを中心とした『AEU』。各超大国群は己の威信と繁栄のため、大いなるゼロサム・ゲームを続ける。そう、24世紀になっても、人類は未だ一つになりきれずにいたのだ……。
そんな終わりのない戦いの世界で、「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れる。モビルスーツ「ガンダム」を所有する彼らの名は、ソレスタルビーイング。
ガンダムによる全戦争行為への武力介入がはじまる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
従来のガンダムシリーズでは、「宇宙世紀」とか「アフターコロニー」とか「アフターウォー」とか適当な呼び名を付けられていて、現在の「西暦」との接点については全く説明されなかった.
最初のガンダムは、1979年にスタートして、舞台は「宇宙世紀 0079(ダブルオー・セブンティナイン)」で、宇宙世紀元年が西暦何年に相当するかの説明は一切ない.
……当時は「1969年アポロ11号が月面着陸した年を、宇宙世紀元年とする」とかいうファンの設定が実しやかに伝わってきていたけどね.
今回、初めて西暦が使われている.300年後の世界だそうな.
世界は大きく三つの勢力に分かれている.……アフリカは事実上AEUの支配下ということらしい.
ついでに、日本は「経済特区」として、相変わらずアメリカの下僕をやっている (^^)
ユニオン(南北アメリカ全体)と人類革新連盟(人革連)が戦争状態にあったら、日本なんて最前線にポツンと取り残された島の一つに過ぎず、補給線の長さを考えても、ユニオンがわざわざ死守する意味はないと思うんだけどねぇ…….
これが「三つの巨大国家」ではないところがミソで、個別の国の中では、宗教、民族の違いによる紛争が継続している.……この辺りは、殆んど現在の地球と変わってないと思ってよいみたい.
そして「ソレスタルビーイング」は、「全て」の戦争行為へ武力介入する.
ま、現在のアメリカが、「世界の警察」を自称し、自由世界を防衛すると言う名目で、イラクを筆頭にあちこちの紛争にちょっかいを出しているのと似ている.
……13日の第二話では、ユニオン大統領が、ソレスタルビーイングの行為に対して「彼らは我が国の代わりを務めてくれるらしい」と言っているし……(^^;;;
この辺りも、妙に現実とリンクしていて、「いくらアニメでも、こんなセリフを言わせて良いのか ???」と思っちまった.
世界の超大国群を相手に、自らの掲げる理想のために武力を使用する私設戦闘組織.
……今の世界で言えば「核兵器を持ったアルカイダ」とでも言えば良いのかなぁ……などと思ってしまう.
「戦争行為を根絶させるために、戦争行為を仕掛ける」という矛盾を、今後どのように展開するつもりなのか、ちょっと興味が出てきた.
第二話の終わり頃に、ソレスタルビーイングのメンバーが「何度でも介入する.全ての紛争が終るまで.憎しみが私たちに向けられるまで.それがソレスタルビーイング」と言っている.
要するにAとBが殴り合いの喧嘩をしていたときに、どこの誰とも判らないCが突然現れて、AとBに殴りかかったら、たとえ 300年以上続いた喧嘩であってもAとBはどうするか……ということらしい.
第二話の中で登場人物のセリフとして「超大国に対抗するだけのモビルスーツを開発しようと思ったら、先進国並みの技術と予算がかかる」というのがあった.
更に、実際に運用しようと思ったら、ある程度の規模の軍隊も必要になるのが普通だろう.
地上は、全域ではないにしても基本的に大国群が支配しているから、自前の軍隊の活動のための食料、弾薬、燃料の補給・補修をどうするかの問題もあるはず.
まあ、宇宙戦艦ヤマトがたった一隻で、星雲間帝国を築いたほどの科学力と軍事力を持ったガミラスを滅ぼすことができるなら、1945年04月「戦艦大和」が沖縄に向かわずに、一隻でも太平洋を横断してアメリカ合衆国を滅ぼすことだってできたはず……ってな話になると思うんだよねぇ (^^;;;
要するに、私設武装組織がどんなに強力なモビルスーツ・ガンダムを4機(今回の主役のガンダムは、いまのところ全部で4機)所有してても、地球の全ての国家を相手に喧嘩を売るには、あまりに非力なはず、と言いたい.
世界観の設定が妙にリアルなので、「ヤマト」的なご都合主義がどうしても目に付いてしまう.
まだ、細かい設定は説明されていないことも多いから、実はちゃんとリアルに説明がつくように考えられているのかもしれない.
うう~~~む、たかがアニメをそこまで真剣に考えるな、ってことではあるか.
失礼しました.
PS
ガンダムのエンジンは「GNドライブ」と呼ばれる正体不明の機関.
無限に近いエネルギーを発生できる、と言う設定.
……この辺は、思いっきり漫画でした (^^;;;
更に「GNドライブ」から発生する「GN粒子」を散布することによって「電波障害を引き起こし、通信、及び通常レーダーの使用を不可能にする」んだとさ.
初代ガンダムの「ミノフスキー粒子」と全く同じ設定 (^^;;;
これがないと、人型モビルスーツが、有視界で格闘を含む接近戦をやらねばならない理由を説明できないんだよね (^^)
画面を見る限り、ガンダムはGN粒子を機体周辺に散布することで、自由に空を飛ぶことができるし、なんと機体前面に集中散布することで、大気圏突入用耐熱タイル(スペースシャトルの)の代わりにもなる (@_@)
なんちゅう便利な粒子なんだろう (^^;;;
科学的に説明が面倒なところを、全部「GN粒子だからできる」の一言で片付けちまった感じ (^^;;;
放送の一週間前には「機動戦士ガンダム OO 披露宴」と称して、ガンダムファンのゲーノー人を集めた特番を作ったり、10月にスタートする番組の宣伝を 07月から始めたり、全国 28会場で第一話の先行試写会をやったり、など、奇妙に力が入っている.
過去のシリーズで、ここまで派手に前宣伝をした例はない.
主題歌は、L’Arc~en~Ciel が歌っているしね.
公式 HomePage による基本的なあらすじ:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
西暦2307年。
化石燃料は枯渇したが、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。3本の巨大な軌道エレベーターと、それに伴う大規模な太陽光発電システム。しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、一部の大国とその同盟国だけだった。
3つの軌道エレベーターを所有する3つの超大国群。アメリカ合衆国を中心とした『ユニオン』。中国、ロシア、インドを中心とした『人類革新連盟』。ヨーロッパを中心とした『AEU』。各超大国群は己の威信と繁栄のため、大いなるゼロサム・ゲームを続ける。そう、24世紀になっても、人類は未だ一つになりきれずにいたのだ……。
そんな終わりのない戦いの世界で、「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れる。モビルスーツ「ガンダム」を所有する彼らの名は、ソレスタルビーイング。
ガンダムによる全戦争行為への武力介入がはじまる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
従来のガンダムシリーズでは、「宇宙世紀」とか「アフターコロニー」とか「アフターウォー」とか適当な呼び名を付けられていて、現在の「西暦」との接点については全く説明されなかった.
最初のガンダムは、1979年にスタートして、舞台は「宇宙世紀 0079(ダブルオー・セブンティナイン)」で、宇宙世紀元年が西暦何年に相当するかの説明は一切ない.
……当時は「1969年アポロ11号が月面着陸した年を、宇宙世紀元年とする」とかいうファンの設定が実しやかに伝わってきていたけどね.
今回、初めて西暦が使われている.300年後の世界だそうな.
世界は大きく三つの勢力に分かれている.……アフリカは事実上AEUの支配下ということらしい.
ついでに、日本は「経済特区」として、相変わらずアメリカの下僕をやっている (^^)
ユニオン(南北アメリカ全体)と人類革新連盟(人革連)が戦争状態にあったら、日本なんて最前線にポツンと取り残された島の一つに過ぎず、補給線の長さを考えても、ユニオンがわざわざ死守する意味はないと思うんだけどねぇ…….
これが「三つの巨大国家」ではないところがミソで、個別の国の中では、宗教、民族の違いによる紛争が継続している.……この辺りは、殆んど現在の地球と変わってないと思ってよいみたい.
そして「ソレスタルビーイング」は、「全て」の戦争行為へ武力介入する.
ま、現在のアメリカが、「世界の警察」を自称し、自由世界を防衛すると言う名目で、イラクを筆頭にあちこちの紛争にちょっかいを出しているのと似ている.
……13日の第二話では、ユニオン大統領が、ソレスタルビーイングの行為に対して「彼らは我が国の代わりを務めてくれるらしい」と言っているし……(^^;;;
この辺りも、妙に現実とリンクしていて、「いくらアニメでも、こんなセリフを言わせて良いのか ???」と思っちまった.
世界の超大国群を相手に、自らの掲げる理想のために武力を使用する私設戦闘組織.
……今の世界で言えば「核兵器を持ったアルカイダ」とでも言えば良いのかなぁ……などと思ってしまう.
「戦争行為を根絶させるために、戦争行為を仕掛ける」という矛盾を、今後どのように展開するつもりなのか、ちょっと興味が出てきた.
第二話の終わり頃に、ソレスタルビーイングのメンバーが「何度でも介入する.全ての紛争が終るまで.憎しみが私たちに向けられるまで.それがソレスタルビーイング」と言っている.
要するにAとBが殴り合いの喧嘩をしていたときに、どこの誰とも判らないCが突然現れて、AとBに殴りかかったら、たとえ 300年以上続いた喧嘩であってもAとBはどうするか……ということらしい.
第二話の中で登場人物のセリフとして「超大国に対抗するだけのモビルスーツを開発しようと思ったら、先進国並みの技術と予算がかかる」というのがあった.
更に、実際に運用しようと思ったら、ある程度の規模の軍隊も必要になるのが普通だろう.
地上は、全域ではないにしても基本的に大国群が支配しているから、自前の軍隊の活動のための食料、弾薬、燃料の補給・補修をどうするかの問題もあるはず.
まあ、宇宙戦艦ヤマトがたった一隻で、星雲間帝国を築いたほどの科学力と軍事力を持ったガミラスを滅ぼすことができるなら、1945年04月「戦艦大和」が沖縄に向かわずに、一隻でも太平洋を横断してアメリカ合衆国を滅ぼすことだってできたはず……ってな話になると思うんだよねぇ (^^;;;
要するに、私設武装組織がどんなに強力なモビルスーツ・ガンダムを4機(今回の主役のガンダムは、いまのところ全部で4機)所有してても、地球の全ての国家を相手に喧嘩を売るには、あまりに非力なはず、と言いたい.
世界観の設定が妙にリアルなので、「ヤマト」的なご都合主義がどうしても目に付いてしまう.
まだ、細かい設定は説明されていないことも多いから、実はちゃんとリアルに説明がつくように考えられているのかもしれない.
うう~~~む、たかがアニメをそこまで真剣に考えるな、ってことではあるか.
失礼しました.
PS
ガンダムのエンジンは「GNドライブ」と呼ばれる正体不明の機関.
無限に近いエネルギーを発生できる、と言う設定.
……この辺は、思いっきり漫画でした (^^;;;
更に「GNドライブ」から発生する「GN粒子」を散布することによって「電波障害を引き起こし、通信、及び通常レーダーの使用を不可能にする」んだとさ.
初代ガンダムの「ミノフスキー粒子」と全く同じ設定 (^^;;;
これがないと、人型モビルスーツが、有視界で格闘を含む接近戦をやらねばならない理由を説明できないんだよね (^^)
画面を見る限り、ガンダムはGN粒子を機体周辺に散布することで、自由に空を飛ぶことができるし、なんと機体前面に集中散布することで、大気圏突入用耐熱タイル(スペースシャトルの)の代わりにもなる (@_@)
なんちゅう便利な粒子なんだろう (^^;;;
科学的に説明が面倒なところを、全部「GN粒子だからできる」の一言で片付けちまった感じ (^^;;;