上下関係ってありますよね。

 

上下ってことはどちらかが上でどちらかが下。になる訳です。

 

 

 

ブログを書いてると結局は自分の視点になっていしまうのですが…。

 

私は上か下かどちらかにいないと安心できなかったように思います。

そこから抜けたのはほんとつい最近な気がします。

 

 

他の人を見ても、他の人の話を聞いても。

自分は自分でいいんだと思えた時に上下をつけない横の関係で居心地良いと思いました。

 

それまでは、横の関係は居心地が悪くて。

どこかちょっとでも上やら下やらを探していました。

 

 

抜けた感じがするというだけで全くなくなったかというと

場面や情況でまだまだそういう自分はいるんだと思います。

 

 

上と下ということは優れている劣っているやできるできない。

いいや悪い。きれいや醜い。おもしろいやつまらない。

比べることがあるということ。

そこには基準が存在するということになる。

 

じゃあ、その基準って何が?誰が?

どんな風に決めたの?
 

 

誰も決めていないし、何も決まっていない。

なのに何となく存在するんですよね。

 

それはマスメディアから企業からい商品を売るための戦略として

色んなところから刷り込まれるし。

 

小さなころから常にだれかと比べらる。

出来ていない所を指摘されて成長する。

 

ないところを常に刺激されるからこそ

自分という人間は常に足りいないという錯覚に陥る。

 

ないから優位に立って私は大丈夫と安心する。

ないから人よりもできでいないからと下にいることに安心する。

 

 

『ない。』

 

 

 

ないところを埋めて足りるようになるのは物質的なものだけのように思えます。

 

 

 

自分のないはいくら補充してもいつまでも補充されることはありません。

ないは探したら探しただけでてきますから。

いつまでも満たされない。

そして、手に入れても物なんかであれば次のあれが欲しいや。

あれがあったらこれがあったらと本当に必要かは別として

持ってないから。きっと、この世の中の全部のものを手に入れたとしても満足できないでしょう。

 

これ全部手に入ったから、次は…と。

 

常に空腹を訴えているような感じ。

 

 

 

ないもの探しをやめたとき。

実は自分の中にはたくさんのいい所があって

周りにも恵まれていて。

 

と。あるものにフォーカスしていく。

 

そうして、自分のお腹を自分で満たしていくと。

満腹になると上も下もない世界へ一歩踏み出せるとそんな風に思います。