先週の日曜日家族で近所の喫茶店へ
久しぶりにいきました。


いつもは、コーヒーか紅茶ですが
その日はなんだかアイスココアが
飲みたくてたまらなくて。



ココアは子どもの頃に
父親の行きつけの喫茶店へつれてってもらうと
いつも頼んでしました。アイスでもホットでも。



初めて頼んだのはアイスココア。
初めての喫茶店に何がなんだか分からずにいました。

私の前に置かれたのは
高いグラスに注がれたココア。その上にの生クリーム。
生クリームにはチョコソースとチョコスプレーと真っ赤なチェリー。

初めて見るココア。
豪華でビックリしました。

私には似合わない恥ずかしいような嬉しいような。
そんな気持ちになった初めてのココアでした。



家族や父と行くときは喫茶店は行きつけしか
行きませんでしたが、必ずココアを頼みました。




ココアの上の生クリームが大好きでした。


私の母は節約家と健康のためが好きで。
ココアは薄く生クリームなんて
贅沢でケーキを作る時しか
かってもらえませんでした。

だから、濃くて生クリームののったココアを飲めるのは
子どもの私にとっては贅沢で至福でした。



喫茶店のココアにはそんな幸せと思い出があります。




その日ちょうど、父親を失くした方の話を聞いて。
私も父を思って思い出したのかな。



最近は父親には愛されていたのだとよく思います。
生前は父からの愛を受け取れませんでした。
めちゃくちゃ拒否していました。

父が急逝して9年目にして。
ようやく父親の愛を受け取れるようになりました。



思い出の○○ってあるんだな~と。


子どもたちにとって
どんなモノが子どもの頃の
思い出の○○になるんだろう。