残暑お見舞い申し上げます。
8月も早いもので、もう中旬。
夏の疲れがたまってきているという方も多いのではないでしょうか。
冷房、そして、冷たいものを食べて、
夏なのに体が冷えている、という方は少なくありません。
女性はもちろん、男性も冷えている方は多いですね。
そこで、冷えを解消するために、
ご自宅でも手軽にできる方法としておすすめしたいのが、
“おへそに生姜灸” です。
こちらは、生姜を5ミリほどの厚さに切り、
もぐさをのせたものです。
これを、おへそにのせ、
お線香で火をつけます。
(熱くなったらすぐはずせるように、お水をそばに用意しておくと良いと思います。)
熱いというより、じんわりと温かさを感じるくらいがちょうど良いですね。
私の整体院でも、実際、
「おへそ療法」 として、
生姜だけではなく、
その方の症状と、体質に合った植物等を用い、工夫して、
お灸で施術しています。
この「おへそ療法」。
冷えを改善するのはもちろん、
内臓がしっかりと温まり、胃腸などの働きも良くなる他、
女性も、男性も、ホルモンバランスが整い、元気を回復することができます。
女性の生理痛、生理不順、無月経、また不妊→妊活にも、大変良いのです。
★昨年11月、私のブログでも、
ある女性の方の「おへそ療法で生理が来ました!」 のお話として、
ご紹介したことがあります。
おへそは、神闕(しんけつ)という、任脈の経絡にある大事なツボ。
「先天の結帯」、「後天の気舎」とも呼ばれ、
私たちは、胎児の頃はこのおへそを通して栄養を頂いて育ち、
生まれてからは、このおへそを通して大切な“気”が行き来しています。
ここをお灸で温めるのは、
中国養生法では温法、祛寒法の1つで、陽気を温通する重要な治法。
皆さんも覚えて、ぜひご自宅で実践してみてください![]()

