昨日まで夏のような暑さでしたが、今日は雨。
少し涼しく感じます。
関東地方は梅雨に入ったそうです。
前回のブログ では、アトピーの方の夏のつらさを軽減するため にも、
‘湿’を、体から出すための食材 などについて、お話し致しました。
今日は、“脾経の気の通りを良くする”
宮廷21式呼吸法の12番「魚腰臥式」(ぎょようがしき)をご紹介したいと思います。
この「魚腰臥式」は、
体を充分にひねることによって脾経を刺激します。
脾臓は、飲食物から気と血を生み出す臓器で、
皮膚に潤いを与え、
筋肉に柔軟性と弾力をもたらします。
アトピーの症状のタイプにはいくつかあります。
中でも、
赤く腫れ、
掻くと黄色い汁が出て、じゅくじゅくして、
それがかさぶたになり、
また、そこにかゆみがでると掻いてしまう、という方を多くお見受けします。
そんな方は
体の中に “湿” と “熱” がこもっています。
中医学では、
そんな方は、脾経の働き、また胃腸の働きが弱く、
食事で食べたものが胃腸に入ってきても、
それがよく消化されず、
代謝が悪い状態となり、
体の中に余分な水分がたまりやすくなると考えます。
こうした状態が続くと、
アトピーや、むくみ、という症状を引き起こしやすくなります。
宮廷21式呼吸法 の12番「魚腰臥式」は、
この脾経=足太陰脾経に、良い気を通し、
脾の働きを高めていきます。
胃と脾は表裏の関係です。
脾経を強くすることで、胃の働きも良くすることができます。
宮廷21式呼吸法は、
四ツ谷クラス
でも指導しております。
呼吸法、動作のポイント、意識の持ち方など丁寧にお教えし、
お一人お一人が、
体に良い気を通し、
五臓の調整を導けるように指導させて頂きます。
★ 2014年6月21日(土)開催の
アトピー改善のパックの実践指導を行うほか、
アトピーの養生法 (宮廷21式呼吸法を含む) についても、
詳しくお話し致します。
ぜひご参加ください。





