今日は二十四節気の“清明”。
空気が清澄になり、明るくなる季節。
昨日から春の日差しとさわやかな空気を体いっぱいに感じます。
みなさま、いかがお過ごしですか。
春は、中医学では「肝」の季節にあたります。
今の時季、肝の余分な熱がこもって、心身に不調が起こりやすいとされています。
イライラしたり、めまいが起こったり…。
血圧が高くなる方もいらっしゃるでしょう。
そんなとき、おすすめなのが 「セロリ」 。
セロリは、
肝の熱を下げ、機能をととのえ、
血行を良くし、血圧を下げるはたらきがあります。
また、
葉の方に多く含まれる(!)良い香りの成分には、
心を落ち着かせる効果があります。
ただ、‘涼性’なので、冷え症の方は、加熱調理して頂くようにしてくださいね。
このセロリも用いて、
4/23 (火)春の薬膳料理教室
では、
『宮廷小喫』(宮廷料理小品)をご紹介致します。
宮廷料理は、薬膳料理の中でも、
特別なものであり、
皇帝、皇家の方々の“健康”をつくる大切なものとして、
作る人も選ばれ、材料、その作り方まで吟味されてきたものです。
そうした宮廷料理のいくつかを味わいながら、
皆様に春のひとときを楽しんで頂けたらと思います。
ぜひお気軽にご参加ください

