私の整体院に、昨年12月から姉妹でアトピー改善のための施術を受けに来られているS姉妹(20代)がいらっしゃいます。

お二人とも、生まれた時からアトピー性皮膚炎で、お母様が皮膚科に連れて行かれて、お薬を処方して頂いたそうです。

赤ちゃんの時から、お二人とも、時々、関節の内側に炎症が出て、その時はステロイド外用薬を少量塗る程度だったそうです。


ただ、小学校の時でも、ひどいときは、5段階のうち3段階の強さのステロイドを塗っていたとか。


お母様はお二人が小さい頃から、衣類や寝具にはとても気を配っていたそうです。

寝具は防ダニ効果のあるもの。

衣類は、肌に優しい綿やレーヨンなどを選んで。 毛やアクリルは使われなかったそう。


また、お二人とも小学校の頃、スイミングにも通っていたそうです。

「塩素の入ったプールの水は、体にしみたりして痛くなかったの?」と聞いても、

「少し痛いことがあっても、そうでもなかった」、とおっしゃいます。

普通の人と変わらない生活をしていたそうです。


でも、妹さんは、小学校5年生の時に、

目の上がアトピーの炎症から カポジ水痘様発疹症となり、悪くすると失明する危険もあったといいます。

それでも、中学に入る前には、

脱ステロイドの治療を行うA先生のところに通われるようになって、


だんだんと皮膚の状態は落ち着いてきて、

また、高校2~3年くらいで顔にアトピーの症状が出て、全身に広がったのだと言います。

お姉さんも、高校のとき少しアトピーが出ることがあり、

皮膚科医の先生に “それは女性ホルモンの関係ではないか”と言われたそうです。


私は、お二人の様子を、昨年から拝見していて、

姉妹であっても、アトピーの症状は異なるように思います。

お姉さんは、ストレスが肝臓に影響して、アトピーの炎症が出ているように、

一方、妹さんはストレスでも消化器系統の不調からアトピーの炎症が出ていると、考えています。

*次回のブログに続きます。


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