前回のブログでお話した、おへそのお灸。
Nさん(70代、女性)は、肩の痛みをとることができました。

ダンスと宮廷二十一式呼吸健康法を続けてらっしゃるNさんは、いつも姿勢が良く、若々しくておしゃれ。そのNさんが、最近突然、肩が痛くなったそうです。腕を上げたり、後ろに動かしたりすることができなくなり、下着を身につけるのも、髪をくしでとかすこともできなかったと言います。また、横になって寝ることさえ痛みがひどくて、つらかったそうです。

そこで、このお灸をおへそと肩に当て、さらに宮廷二十一式呼吸健康法をできる範囲で身体を動かしながら毎日続けたところ、5日でその肩の痛みがとれたとのこと。

このように、身体の状態 (例 ; カゼ、胃のもたれ・消化不良、便秘や下痢、疲労、高血圧、糖尿病、婦人病など)によっては、このお灸を、<おへそ+その他のツボ>に当てると効果的です。

また、Nさんの場合、二十一式で全身の気血の巡りをより良くすることも、肩の痛みを早くとるのに役立ったと思います。



★2/20(日) 
薬膳講座のお知らせ

旧暦の新年を迎えて1回目の薬膳講座のメニューは、「起陽菜」を中心とします。「起陽菜」とは、ニラのこと。この時期のニラは1年で最も美味しく、私たちの身体を温め、陽気を強くします。
また、漢方の材料として珍重される「鹿の肉」や、かつて日本でも武士たちが英気を養うために重んじた「百合根」などを使った料理をご紹介する予定です。
まだ寒さの残るこの季節、身体を壮健にする食物を摂り、陽の兆しをしっかりと養いましょう。
  
教室の会員以外の方の参加も歓迎致します!

◆日時 2011年2月20日(日)午後1時~3時
◆場所 楊秀峰宮廷気功養生院 4階教室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1‐3 マンダリンビル
◆電話 03-5919-0383 
◆FAX 03-5919-0384
◆メール
tina1129lover@yahoo.co.jp
◆受講料 3900円(材料費含む)
◆申込方法
2月10日(木)までに参加申込書(*ホームページに掲載)に受講料を添えてお申し込み下さい。前もって上記の電話・FAX・メールで予約していただいてもけっこうです。

◆メニュー(予定)

1. 起陽菜の料理
2. 鹿肉料理
3. 百合根料理
4. サラダ
5. 古代米御飯
6. 壮元酒
7. 楊家養生茶