今日、9月9日は「重陽の節句」。
中国では奇数を陽数と呼び、この陽数が重なる日であることから“重陽”と言います。中国では古来より、菊花の酒を飲んで、邪気を払い、長寿を願う風習があったことから「菊の節句」とも呼ばれます。
中国で菊は、春には新芽を食べ、秋には花を食べ、冬には根をお茶にする、というほど、1年を通して無駄にするところがありません。菊は、見たり、食べたり、飲んだり、養生への用い方は約700種類とも言われます。
菊花は目や肝臓に良く、その効能を生かして、漢方薬『枸菊地黄丸』は菊花と枸杞(クコ)の実と地黄(ジオウ)を合わせて作られています。また、菊花は、解熱、血圧を下げる作用があり、頭痛にも良いと言われています。
菊の花はお茶にしたり、熱湯でさっと茹でて酢の物や、和え物にしたり、サラダや、すまし汁などにも使えます。菊の爽やかな香りが、あなたの食卓に、体に、良い気を運んでくれるはずです。
中国でも、日本でも重陽の節句を祝うことは少なくなりましたが、この時期、優れた効能の菊の花を頂くことは、健康を考える上でとても理にかなっています。ぜひ、皆さんも菊の花をお食事や飲み物に取り入れてください
★2010年秋の合宿のお知らせ★
●開催期間
10月23日(土)~25日(月)
●場 所
国立女性教育会館(東武東上線・武蔵嵐山駅から徒歩15分)
電話0493-62-6711
同会館のロビーで10/23(土)14:00集合、10/25(月)11:30解散
●参加費
【A】初日から1泊2日 / 【B】2泊3日 →A・Bのどちらかをお選びください。
【A】(1泊2日)
会員 24,000円。 非会員 27,000円。
【B】(2泊3日)
会員 32,000円。 非会員 35,000円。
(講習実習費、宿泊・施設使用料、材料費、食費〔交通費は各自負担となります〕)
●申込方法
申込書
にご記入の上、10月8日(金)までにご提出ください。
ファックス・メールでも結構です。
締切日以前でも満員(30名)となり次第、締め切ります。参加費はお申し込みの時にお支払いください。
※スケジュール、その他の詳細は、参加者に印刷物で配布します。
◆3日間の合宿で学ぶ3つのこと◆
デトックスと免疫力を高める薬膳
デトックスジュースのつくり方 /おかゆのつくり方 /その他、免疫を高める薬膳のつくり方
気功法
二十四節気とは /二十四節気の中で、秋(霜降)にふさわしい気功 /静功の修練法 /自然と自分との陽気の融合(昼間) /月や星と陰気の交換(夜間)
マッサージ法
膏肓と陽関のツボの臨床応用