8月に入りました。蒸し暑い日が続いております。皆さん、体調はいかがですか。
夏は日差しが強く、汗をよくかきますので、皮膚の弱い方は注意が必要です。
アトピー性皮膚炎の方は、食べ物で身体の調子を整えることができます。今日は、アトピーの時に食べると良いものをご紹介します。
アトピー性皮膚炎は、遺伝でその体質をもった人がなりやすいと言われていますが、ほこりや花粉、ダニなどが原因になったり、また、心のストレスから引き起こされたりします。子どものころになる人が多いようですが、前回のブログでご紹介したTさんのように、大人になって症状が出る場合もあります。
中医学では、アトピー性皮膚炎は、身体の熱を出し、血を養うことを大事に考えます。
そこで、赤いものを摂るようにしてください。トマト、ニンジン、小豆、ナツメなどは血の循環を良くします。(唐辛子は赤いものですが、刺激が強いので、アトピーの方は避けてください。)
また、金針菜も鉄分が多く、血を強くします。
黒木耳(クロキクラゲ)、白木耳(シロキクラゲ)も血液に良い効果があります。血の循環が良くなれば、自然とリンパの流れも良くなります。
今、トマトが旬ですから、そーめんやスープ、サラダに入れて、美味しく頂きましょう。
また、中国で、夏、暑いこの時期によく頂く緑豆のスープやお粥は、身体の熱を下げ、渇きを癒し、解毒の効果があるので、アトピーの方にもぜひおススメします
★次回は、アトピー性皮膚炎の症状のとき、食べると良いもののレシピをご紹介します。