7月1日(木)午後3時から四ツ谷の教室で、特別コース<楊家秘伝 伝統家庭療法>講座、「枕と健康」について講義を行いました。


最近、とても蒸し暑いですね。暑いとそれだけで体力を消耗します。そういう時こそ、毎日使う枕を見直して、自分に合った正しい枕で深く眠り、疲れをとることが大切です。

皆さんは、ご自分の体質が分かりますか?枕の中身は自分の体質に合ったものを選ぶことが肝心です。私たちの体は、寝ている間、毛穴が開いているので、枕の中のものが体に影響を与えます。体に合うものであれば、良い効果を与え、元気になることができます。反対に自分に合わないものであれば、体調を崩す原因にもなるのです。

この日は、むくみ、高血圧、不眠などを例に挙げながら、枕の中身に有用な植物の実や種の効果を勉強しました。自分の健康は自分で守るもの。自分で枕を作ることは安心につながります。
同様に、中国の民間療法では漢方の効果を持つ枕を、体の良くない部所に当て、症状を緩和させる方法があります。この方法は乳がんなどにも用います。

参加者のSさんは、最近、ご主人がぜんそくのようなひどい咳で眠れない時、『宮廷養生法』(帯津良一氏と私の共著)の中にある方法で対処したそうです。咳どめのジュースの他、咳を和らげる枕を作り胸の上にのせたところ、数日して咳がピタリと止まったと話してくださいました。

★次回の特別コース<楊家秘伝 伝統家庭療法>講座は、
「楊家養生茶」です。お一人お一人の体質、症状を考えてお作りする当養生院オリジナルのお茶について、ダイジェストでご紹介します。
9月2日(木)午後3時から四ツ谷の教室で講義を行います。ぜひ皆さん、ご参加くださいキラッ