2010年2月14日は陰暦のお正月、中国の
春節
です。
私が子どものころ、大みそかはずっと起きていて、夜12時になると、爆竹の音で春節を迎えました。爆竹は前の年の邪気を払います。
その後、家で茹でたての熱々の餃子を家族で頂くのが楽しかったですね。
朝には新しい服を着せてもらい、親戚、知り合いのお宅、ご近所にごあいさつに回りました。ごあいさつにうかがうと、ナッツやお菓子をポケットいっぱい♪頂いたことを思い出します。
春節にはおもちのほか、鶏やお魚(鯉など)の煮物、ニラと春雨の炒め物などなどたくさんのご馳走を頂きます。“魚”の音は“余”(あふれる)の音と通じることから、‘豊かな’年を願って頂くのです
。
中国の春節は、日本のお正月と違ってそれはそれはにぎやかです。街中を赤い色
でお祝いし、また、“中国結”という組みひもを飾り、皆で一年の幸福を願います。この組みひもの結び方にもいろいろ意味があります
。
春節を境に天地の気が新しくなります。私たちも自然の大きなエネルギーを頂い
て新しいスタートをきりましょう
!