我が家では1ヶ月ほど前からソイミート

(大豆ミート)をお料理に使い始めました。

 




大豆ミートや代替肉は知っていたものの、

あまり興味がなかったワタシ。

その理由は昨今のヴィーガンブームの

印象でした。


宗教や信条としてベジタリアン、

ヴィーガンをされている人はもちろん

理解していて特に何も思いませんが、

SNSなどで取り上げられている

おしゃれヴィーガンフードは

なんと言うか…

飽食に飽きたセレブのお戯れと

感じていてあまり良い印象が

ありませんでした。

(それにお肉も大好きですし…にやり)


そんなワタシの意識が変わったきっかけは

2つのテレビ番組を見たことです。


ひとつは「カンブリア宮殿」。

不二製油の社長が出られていて、

歴代社長の悲願である

大豆ミートがやっと注目されるように

なってきたというお話をされていました。

番組で紹介されていたお店、

「UPGRADE」でもランチをいただいて

大豆ミートやソイツナ、

豆乳チーズのクオリティーの高さに

感心しました。


2つ目はNHKの特番、

「2030年 未来への分岐点」です。


https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=26703 


現代の飽食にはいささかの

不安を持っていたワタシですが

食べることは大好きですし、

食糧危機なども遠い国や

まだまだ未來の話と思ってあまり

ピンと来ずに見始めたワタシですが

番組を見て

かなり危機感を持つようになりました。


番組では単一品種大規模栽培という

現在の食糧供給システムの

問題点が指摘されていました。

現在、全世界の水(真水)の7割を

食糧の生産に使っており、

そのなかでも食肉用の動物への

飼料栽培に多量の水を使用。

現状のシステムを続ければ

2050年には世界の7割の地下水が枯渇し、

穀物の供給がままならなくなると

ドミノ式に食肉にも影響が出て、

食糧価格の高騰や

最終的には大規模な食糧危機に

発展してしまうそうです。


このような食糧供給システムのひずみ

「FOOD SYSTEM SHOCK」

を回避するためにスウェーデンでは

「理想的な食事」

が提唱されているそうです。

その内容はなんと牛肉や豚肉の摂取を

7~8割削減するというもの。

それはさすがに厳しい…えーん

という事でできるところから

始めていくことにしました。




ソイミート入りの焼き飯。
なかなか好評でした。


まずは週1回を目安にメイン料理を

動物性から植物性へ置き換え。

ヴィーガンが目標ではないので

乳製品などは良しとして

晩ごはん作りをしていこうと

ただいま試行中です。