はい、夏旅⑪です。
真山神社から徒歩数分。
見えてきたのは、
男鹿真山伝承館です。
この伝承館では、なまはげ体験ができます。
30分置きぐらいに入場時間が設定されていて、
私たちがついた時には、ちょうど締め切られたばかりで、中からドタンバタンとなにやら効果音が聞こえてきてました。
で、入館には次の時間まで25分ほど待たなければならない状況だったため、あっさりスルー。
(おいっ!)
だって、怖いもんね。
包丁片手に凄まれたくないですよ。
いくらフィクションでも笑。
てなわけで、お隣のなまはげ館へ。
こっちが目的地ですから💦。
「なまはげ」とは、
秋田県男鹿市周辺に伝わる民俗行事に登場する来訪神。
凄!
地域によりお顔が違うんですって!
てか、
地域ごとに出動するの?
しんしんと静かな雪深い道を
2体のなまはげがやってきて大暴れするイメージで、それこそ今や真山神社の神事のみ、みたいな感じで捉えていたのですが、
全域で、各地で、やるんですね。
相変わらずの自分の無知を反省。
そうですよね民俗行事だもん。
しかし多すぎ笑!
2012〜2015年において、
市内148地区のうち80地区で行事を行っているとのこと。
大晦日の夜、町は
なまはげだらけですね💦。
そこら中に、
包丁と木桶をもった鬼がウロウロと。
普通に考えたら、かなりの事件ですよ。
それが家に入ってきて暴れるんですから😎。
Wikiデータは、ちょっと古い情報なので、
今はもう少し減っているのかもしれませんね。
なまはげに扮するのは、未婚の男性と決まっているようで、少子化と若者の離郷、高齢化などで、伝統が少しずつ途絶えつつあるみたいです。
「なまはげ」は、
国の重要無形民俗文化財に指定されており、
2018年にはユネスコの無形文化遺産に
「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして、登録されました。
この時登録された、日本の来訪神行事は10件。
詳しくはコチラ↓
いずれも謎めく魅力的な神さまです。
発端は同じなのでは、と思うものもいくつか。
各地、
お顔に味があって、
時を忘れて見入ってしまいました😎。
来訪神ガチャ↓
人がいなくなれば、
伝統も途絶え、
祀らなければ、
神も来なくなりますね。
こちらは↓男鹿半島の突端、
入道崎灯台。
ここです。↓
そして旅は続きます。