トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

バリバリの筋肉痛でございます。
動いていれば問題ないけど、しばらく動かないでいてから動き出すときは、声が出てしまいます。
昨日は山の中で、外国人のトラ仲間と日本の建築について少し話して、すごく感心されたので、それについては後日、書こうと思います。

さて、ついにマイヨ・ジョーヌについて書きます!

その前に。
全国チェーンの自転車屋、Y'sロード名古屋店の店長が、ツールについて分かりやすく書いていたので、貼り付けます。
Y'sロード店長ブログ

↑このブログ、すごくわかりやすいのですが、やっぱり不足しているのは、マイヨ・ジョーヌを着るのはどんな選手なのかって辺り。

自転車乗りの中では当たり前のことで、さらに説明が面倒くさいから、なかなか書く人がいないんでしょうね。

マイヨ=ジャージ、ジョーヌ=黄色。
黄色いジャージのことです。
初回に主催した『レキップ』という新聞の色が黄色だったことから、総合一位の選手に与えられます。

と、いうところまでは書く人がいるのですが、では、総合一位とは?について書く人がほぼいない。

ツールでは2日の休息日を挟んで、23日間、21ステージで争われます。

各ステージごとに優勝者がいます。
そして、ステージ優勝者とは別に、総合優勝というのがあり、総合優勝こそ、ツールの優勝者ということになります。

総合というのは、各ステージのゴールにかかったタイムを累積したもので、その時間が最も短い選手が総合優勝になります。

累積と書きましたが、実際には、各ステージで最初にゴールした選手を起点に、何分何秒遅れたかを累積していきます。

例えば、今年の第1ステージでカヴェンディッシュが優勝しましたが、日本の新城が、カヴェンディッシュから30秒遅れて二位だったとすると、+30秒になります。
で、次のステージで今度は新城がカヴェンディッシュに31秒の差を着けてゴールすれば、ステージの順位に関係なく、総合では新城が1秒、逆転したことになるわけです。

3,500キロ、21ステージにも及ぶ闘いなので、さぞ大きな差がつくように思われますが、実際には数分差で勝負が着くことが多いです。

1989年、最終ステージの個人タイムトライアルを前にして、ローラン・フィニヨンがグレッグ・レモンを50秒リード。
個人タイムトライアルを得意としていた両者の差としては、非常に大きなものでしたが、結果はレモンが逆転。最終的なタイム差が、わずか8秒だったことは、自転車ロードレースの語り草です。


このイエロー・ジャージで…

いやいや

このイエロー・ジャージで、パリ、シャンゼリゼで旅を終えることは、まさしくロードレーサーの夢なのです。

ではでは。