トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

四万十川ガイドの帰途に、徳島県の脇町というとこに行ってきました。

ここは、いわゆるうだつのある家を、道の両側500メートルほどに渡って保全してあります。


うだつに関しては、最近は建築関係ではない人にも知られてきている通り、火事の際に延焼や類焼を防ぐために作られた、防火壁みたいな壁に、屋根が付いたものです。

その中でも、徳島県の脇町にあるのは袖うだつと呼ばれるものです。



実は袖うだつには、あまり防火壁としての効果は無いと言われています。
なんのためにあるかというと、建物の装飾です。
新しく家を建てるときに、隣の家よりも少しだけ高いうだつを作り、派手な鬼瓦をのせてカッコ良くしちゃうわけです。

鬼瓦をアップにしてみると、こんな感じです。

向かって右側が獅子で、左側は牡丹ですね。

この街には面白い鬼瓦がたくさんあったので、明日のブログでも紹介したいと思います。

ではでは。