今日はヤマレコユーザーのmaco氏とo36氏が山頂からサンタになって

滑り降りてきて、僕たちに素敵なXmasプレゼントをくださいました。

 

昨日は乗鞍ツアーコースで激パウ三昧、今日もどっかで激パウゲットだ。

行先候補に大北や北信地域はあったが大雪の予報が出ていて今回はパス。

平湯エリアもいいが山滑走者が大勢集結しパウダー合戦になるのではと予想。

比較的登りの遅い僕たちは混戦になると大負けするのは目に見えてる。

いろいろ考えた挙句、「困ったときは十石山」に。なにせ入山者少ないので。

雪降る白骨温泉白船グランドホテル前に到着すると駐車2台。

直感で山スキーヤーとわかる、既に出発済み、準備して追っかけスタート。

ストック痕から先行者は2名だが、そのトレースが妙に広くて深い。

登山口取り付きに来て痕跡から前日に滑走者でない入山者が数名いると推定。

しかも降りてきた足跡が無いから小屋泊か雪中泊。

植林帯に入ると前日入山者たちは気合入りの直登を試みたようで。

カンジキトレースを離れずに先行スキーヤーも僕たちも追従。

湯沢ノ平に出る直前で男女数名の登山PTとスライド。

聞けば湯沢ノ平入口すぐの所でイブの雪中泊を楽しんだとか。羨ましい!

湯沢ノ平から十石東尾根の急斜に取り付くまでのトラバースはいつも難題だ。

先行したスキーヤーたちも何度か進路修正してるのがトレースから分かる。

自分も何遍もルート工作をトライしたが、登り返しの無いルートは未だ無し。

いつかは発見したいと思っている。

急斜をやりすごすと山頂方向からトナカイみたいな勢いで降りてくる者たち発見。

先行していた山スキーヤーの二人だった。

近くまで来て「maoyukiさんじゃないですか」と声掛けられビックリ!

(何でわかったのだろう?まあ悪ガキの頃から世間に迷惑をかけてきているが・・・)

たずねるとmaco氏とo36氏であった。久々の対面でまたビックリ!

maco氏とは猫又山以来だったかな?、o36氏とは白山東面台地以来だったような。

4時半頃に出発して登頂。地獄ゴーグルと全身パウダーをまとい達成感アリアリだ。

数分話し込んでから見送り、二人が作った貴重なトレースを辿る。

疎林帯ではブリザードみたいになって風に背を向けて立ち往生することしばしば。

たまらず樹氷の陰で防寒体制を整えてから前進、しばらくで森林限界へ。

そこからは風でトレースやストック痕はかき消され、見た目はどこを歩いたかは?

でも板裏の感触から歩いたところも進路方向も何となくわかった。

山頂の東、水平距離270m標高差100m足らずの地点まで来てゴーグルトラブル。

裸眼は論外、サングラスで代用を考えるも隙間からの氷粒侵入で眼傷の恐れがある。

いろいろよく考える、今回はここで撤退と決めるのが無難かなと。

二人のトレースがあったからここまで来れたし無駄にはできない。

すぐ下の樹林へ逃げ込み、滑走準備してイザ。激パウってホント楽しい!

あっというまに東尾根急斜手前まで激走、すると登山者2名とスライド。

カンジキでも深いツボになってた。年末年始に剣岳に入る前の予行練習だそうで。

13時半で引き返しと言っていたので暗くなる前には下山できるだろう。

急斜も湯沢ノ平も植林帯も休みなしでとっとと下山、パウダー喰いまくった。

駐車地に降りてきて間もなくで雪ゴン降り。

今日のあの二人が俺たちにとってサンタだったんだねと雪豹さんと顔を見合わせた。

 

2022年12月25日(日)

十石山 標高2430mまで

天気: 終日雪

メンバー: 雪豹、maoyuki

コース: 白骨温泉白船グランドホテル前 → 登山口 → 湯沢ノ平 

     → 十石山東面標高2430m (往復)

タイム

7:25 白骨温泉白船グランドホテル前

12:05 十石山東面標高2430m

13:54 白骨温泉白船グランドホテル前

 

      十石山東面標高2430m地点

 

        激パウを楽しむ

 

 

 

 

 

 

 

 

          ゲザーン! 

 

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