週末日曜は雪豹さん&morimoriさんの企画に参加。
天狗原周辺の雪はマズマズでしたがコース標高1900mから下はイタツカミが生息。
行程中ワックスを3度も塗りましたが、すぐにとれてしまいひたすら拷問。
でも天狗原~風吹大池のスキールートは初めてだったので楽しかった。
2022年3月13日(日)
天狗原東標高2210m台地
天気: 晴れ時々曇り
メンバー: Ura、morimori、雪豹、maoyuki
コース: 栂池ゴンドライブ&ロープウェイ → 栂池自然園駅 → 天狗原東標高2210m台地
→ 山ノ神尾根上・2072 → ・2072北西沢 → 唐松沢標高1590m
→ 風吹山荘西の尾根上標高1820m → 風吹大池 → 小敷池西岸
→ 横前倉山西コル → 横前倉山 → 北東斜面標高1700m → 南沢芯1490m
→ 南沢芯標高1360m右岸トラバース地点 → 南沢右岸尾根上標高1320m
→ ・1062北の沢標高1000m → 北野林道標高930m → 北野集落除雪終点
タイム
8:53 栂池自然園駅
9:38 天狗原東標高2210m台地
11:52 風吹大池
12:55 横前倉山
15:00頃 北野集落除雪終点
天狗原東標高2210m台地を目指して
morimoriさんはウロコ板でガンバル
Uraさん久しぶりです
2210台地から山ノ神尾根へ
ハクノリをバックに
・2072から北西沢へ進入
滑りやすかったのはここまで 樹林帯に入るとイタツカミが・・・
唐松沢芯標高1590mから再びシール登行
風吹山荘西の尾根上標高1820m 大池は真っ白
風吹山荘
大池の中にはスノーモービル跡が・・・ 興覚め!
大池南尾根からから滑る3人
小敷池 降りて対岸のコルへ登り返す
コルまでもう少し ガンバ!
コルでお昼やってお隣の横前倉山へ
横前倉山山頂
山頂から滑走開始 北東斜面へ進入
ポッカリ大きな穴があったりする
シュプールで崩した雪がデンデンムシたくさん誘発
北東斜面終了 あとは流して帰ろう!
-備忘録-
以前から栂池自然園から風吹大池に至るツアーコースをやってみたいと思っていた。
今回雪豹さんからお誘いを受け、彼女たちの企画に同行、実現できました、感謝感謝!
早朝白馬で全員集合して栂池ゴンドラチケット購入組と北野クルマデポ組に分担。
除雪終点までクルマを入れたかったが路面凍結で断念、200m手前の雪寄せ場にデポ。
8時ゴンドラ運行開始前に集合して乗り込む、ロープウェイも始発に間に合った。
自然園から入山開始、まずは天狗原の東2210m台地を目指す。荒れた斜面は無く快調に登る。
風はあるが全然寒くない、たぶん気温はプラスだろう。上半身は肌着1枚で足りた。
約45分で台地到着、今日の最高地点でここから滑走開始。さすがに肌着で滑走はやらない。
山ノ神尾根をピューっと滑って・2072ポコ前へ。北側斜面を回り込んで北東斜面に狙いをつける。
地図上で山ノ神の北側には北西方向に並んで三つの沢地形があり、僕達は真ん中を進むことに。
樹林帯に入るとそれまで快適だった雪質が重くなり、いくらも進まないうちにイタツカミが出没。
何度もつんのめりかけたが転ばずセーフ。沢の出口(標高1800m)から進路を北へ。
隣の大きな沢へ入るとシュプールたくさん、予定してる登り返し地点にくると3人PTが。
風吹大池・箙岳・蒲原山・紙すき牧場を経て道の駅小谷を目指すと言う。気を付けて!
登り返しは昨日までのトレースがしっかり残っていて随分助けられた。主に感謝したい。
正午前には風吹大池のド真ん中に立っていてプラン通りの進行。
ただ湖上にスノーモービル走行跡があったのには正直驚いた、なんとも興覚めである。
小敷池北西面に無駄のない強引トレースを付ける手はあったが、
過去に雪豹さんが滑落してるとのことで一旦小敷池に降りることに。
横前倉山西コル下に先頭きって登りやすいジグトレースをせっせと付けたのだが
誰も使ってくれなかった。まあ人それぞれだが同調して欲しいなあと思ったりする。
コルでお昼やって横前倉山もサクッと登頂、みんなで記念写真。
頚城方面の遠景は霞んで写真にはならなかった。
視線を前に移してきて蒲原山を注視、まさかのスノーモービル跡、いったいどこから来てるの?
滑走モードに切り替えて北東斜面へ、今日のものと思われるシュプール数本あり。
シュプール飛雪がきっかけのデンデンムシが斜面いっぱいに散らばっていてさながら雪崩模様。
一人ひとり順番に滑って徐々に高度を下げる。標高1700m付近からトラバースかけて南沢へ。
標高差で50m位高い位置から下げてれば南沢へラクに滑り込めたと思うが時すでに遅し。
重雪ラッセルの水平移動を強要させてゴメンナサイ!
なんとか南沢に合流するも沢の全景が見えてきて唖然。
右岸斜面上部からのスノーボールや小規模の湿雪雪崩がたくさんあって不気味。
途中休憩どころか一時停止もできるだけしないよう沢底を通過、ここもイタツカミ生息域だった。
昨日一昨日?のシュプールを追って沢芯標高1360mから右岸斜面のトラバースラインに乗る。
主は登り返し無しを意識してトレースを付けていたことは間違いないだろう。
右岸尾根標高1320mで3回目のワックス掛けして最後の滑走に入るが効力は直ぐに無くなった。
林道に出ると不思議と板が走って駐車地まであっという間。
あとは板担いで5分、駐車地にゴール!
皆さんありがとうございました。またやりましょう!
-END-