いつもの乗鞍情報を見るとハクサンイチゲの花が最盛期らしい。
週末土日どちらかで見に行こうと計画、ところが金曜夜に我が家のカミサンが風邪でダウン。
家事マヒ状態では出かけれない、土曜は諦めて日曜に賭ける。
早起きに失敗して自宅遅発、天気は高曇りだが山はスッキリ見えていた。
三本滝駐車場に駐車して自転車にまたがり肩の小屋口を目指す。暑くて汗ダラダラ。
次から次へと後続チャリダーに抜かれて、約2時間で到着。
コブ練習スキーヤーがいっぱいいて乗鞍大雪渓は盛況、しかし登山者は皆無。
片の小屋に寄ると畳平からの登山者、山頂からの下山者でごったがえしていた。
正午すぎて登頂、山頂標識前は記念撮影で順番待ち、当然待ってられないので先を急ぐ。
千町尾根登山ルートに入ると貸し切り、大日岳との鞍部はコマクサのお花畑、お見事としか言葉が無い。
大日岳南側をトラバースしていくと次第に花がいっぱいになってくる。
中洞権現へ降りていく途中で二月に起こした遭難事故現場に立ち寄る。まだ雪渓が少し残っていた。
滑落事故斜面を見ると結構な斜度、雪がついてるときとはずいぶん印象が違う。こんなところを登ってたんだ。
中洞権現迄あと0.5kmのところにきて、やっとハクサンイチゲ群落のお出まし。
昨年より花が少ないのはまだ早かったかも。登山道の中にも花があって踏み場に気をつかう。
女神さまが出てきてこんにちは。手を合わせて登山の安全祈願。
真谷が見渡せる岩に出ると皿石原は目の前、そこから中洞権現はすぐだった。
撮影時まで視界良好だったが、以後ガスの中となり、花しか楽しめなかった。休憩そこそこにして戻る。
再びお花畑にくるとガスの中にクマ(たぶん)、お尻姿だったけど間違いないだろう。ハイマツ帯に入って見失う。
大日岳のトラバース道の途中、剣ヶ峰山頂まで0.5kmの標識で遅いお昼にする。
こんだけガスが濃いとライチョウが出てくるのではと思っていたらなんと目の前に。
ライチョウの方から近づいてくる。「おまえは人を知ってるのか?・・・ それとも興味あるのか?・・・」だ。
ちょうど手頃な位置でポーズをとってくれて撮影、ありがたやありがたや。
風が強くなってきて悪天の兆しかな? ライチョウに一礼して山頂へ。
頂上標識の順番待ちは解消どころか人皆無。景色無いし記念写真いらないや。
片の小屋へ降りていく途中で4パーティほど登山者とスライド。
コブ練スキーヤーも残りわずかいて、大雪渓は静かになっていた。
片の小屋口に戻って自転車を回収、車上の人になると三本滝駐車場まで一気に降りた。
2019年7月21日(日)
乗鞍岳 中洞権現まで
天気: 曇り時々ガス
メンバー: 単独
コース: 三本滝駐車場 → 肩の小屋口 → 肩の小屋 → 剣ヶ峰 → 中洞権現 (往復)
タイム
9:17 三本滝駐車場
11:11 肩の小屋口
12:07-12 剣ヶ峰山頂
13:10-20 中洞権現
14:39 剣ヶ峰山頂
15:02 肩の小屋
15:24 肩の小屋口
15:52 三本滝駐車場
中洞権現にて
肩の小屋口
剣ヶ峰山頂の神社
二月の遭難現場
千町尾根 中洞権現にて
真谷 皿石原より
女神様は右
-THE END-