ここ近年、慢性的な腰痛や頭がハゲるなど老化が始まっており、どうにもあらがいようがありません。普段から運動をしたり、食事にも気をつけてはいますが、努力とか根性とかそういったものではどうしようもない老いを感じています。

 しかしながら、歳上の人でも若々しく動ける先輩がいますし、若い職員の方々は皆さんが地頭がいいと思います。私の若いころよりはるかに優秀です。

 

 最近、努力ではどうしょうもない個体差を痛感するようになりました。


 競馬では血統の良さを重視し、交配させ、サラブレッド達を競走させます。また、和牛の生産についても質の良い牛を生み出すため、血統の良い牛の精子が高値で売買されると聞きます。

 少し危ない考えですが、人間でも、血統の良し悪しは、どうしてもあると感じています。現に私の父親は若い頃、鬱病で入院した事がありましたし、兄妹も精神障害を患っています(ただし私の弟は勉強ができ、甥っ子たちも優秀ですが)。

 そして、私も双極性障害(最近は軽くなり気分循環性障害と先生から診断されました)を患っており、我が子は自閉症スペクトラム症です。

 自由恋愛の世の中ですが、優秀な人は優秀な人同士で結婚し、優秀な子を産み、そうでないものはその逆をたどる。

 そして、仕事をしてお金を稼ぎ、生命を長らえています。自分の能力や個性を自分自身がよく把握して職業を選択できたり、親や先生など周りが適切にその人の特性に合った職業を導いた場合は、問題はありません。

 しかしながら、そのような事は難しく、就職したが自分の特性や個性と適合しなかった場合、本人も仕事が出来ず苦しみますし、周りの職員もできなかった仕事を分担しないといけないため、苦しみます。

 景気が良く、多少の余剰人員や多様性を認めることができる職場や世相ならば、仕事と相性が合わない人も仕事以外の部分、人間性の良さや愛嬌や正直さなどで職場の中でもそれなりに楽しく生きていけます。

 しかし、ほとんどの地方自治体は、業務量が減るわけでも無いのに人件費の抑制や時間外労働時間の短縮を猛烈に推進しており、多様性が叫ばれながらも、職場には余裕がなくギクシャクし、仕事ができない人間は無能なものとして扱われ、嫌われ、その人の人権など無いに等しいものとなっています。

 

 毎朝、子供と一緒に教育テレビを見ながら、朝食をとります。

 『どんどんのめり込んでいくその世界は、誰もが人それぞれ、どんどんのめり込んでいくその世界は摩訶不思議ばかりだから、違っていても、それもいいね〜』と双極性障害を世間に認知させてくれた、こっちのけんとさんのテーマ曲を毎日聞きます。

 

 我が子が大人になった時には、そのような社会になってくれるよう、自分を含めて個体差を認め、許し、多様性を認めていける社会を作って行けるように、毎日苦しみながら仕事を続けています。