お澄まし家族片付いた不気味さ 瞳が物語る つみれ ただひとつ 官製された食事を 小さな手は押し留め 真夜中の東京は ただひたすら 愛情を待っていた すこし甘ったるい 感謝のない感謝の世界は ソーシャルワーカーも手が出せない カウンセラーも保健師も同じさ 無力さを振り払い 写真に閉じ込めないようにと 願うばかりだった