僕には姉が二人いるのだが一番上の姉が先日出産し、甥っ子が誕生した。親族でも僕が下の方ということもあり、なにより、同じ屋根のしたに赤ちゃんがいる生活が初めてである。

 

ある利用者にそのことを話すと「それはおめでたいねぇ。赤ちゃんがいるだけで明るくなるからねぇ」と笑顔で話される。保育関係の仕事をしていたため相談してみた。

 

赤ちゃんの抱き方の注意点や、あやし方など様々なことを教えていただいた。その時の表情は和やかで子供が本当にすきなことが伝わってきた。

 

無事に生まれたことを報告すると涙を浮かべてよろこんでくれた。僕の子供ではないがその様子にすごくうれしくなった。

 

退院して家に来た時に初めて甥っ子を抱いた時はとても緊張した。首が座ってないため支えるのがとても難しい。利用者のアドバイスを思い出し、無事に抱くことができた。

 

自分よりも何倍も生きてきた人生の先輩のアドバイスはとてもわかりやすく、そして重要なことを改めて感じた。

 

今回のことで人生の先輩で多くのことを経験してきた人たちを介護するうえで尊敬を持ってやらせていただくことの重要性を再認識することができたと感じる。