1ヶ月ちょっと前のことなのに あまり覚えていない
これは、ショックが大きかった。
8月24日造影CTを撮って、翌週K先生の受診
(確かそのあたりから少し夫は咳がひどく出るようになっていた)
9月の受診日にCTの結果を聞くために、K先生の診察室に入った瞬間、私は重々しい空気を感じた。
「Yさん調子はどうですか」
「ファーストラインの4クール最後の点滴をしなかったこともあって怠くもなく、咳もそんなに出ないし(私は心で咳出てるよ、出ているんだけど、気付いてない?と、つぶやいていた。)苦しいとか痛いとか無くどちらかというと調子が良いです」
K先生は「先日、造影CTをとって、6月に撮ったときと比べると・・・」
「・・・」
「・・・」
K先生「少し大きくなっていますね」
「はぁ」
「あら」
K先生「こうなるとこれから3つの方法があります。一つは緩和ケア、二つ目はセカンドオピニオン、Yさん以前県のがんセンターへセカンドオピニオンを希望されていたから今ならタイミング的に行った方が良いと思います。三つ目は抗がん剤治療です。どうですか」

今後のこと、延命治療、答えは出ているのに
夫は
「ちょっと考えてからの返事で良いですか?」
「こちらは急ぎませんからゆっくり考えて下さい。セカンドオピニオンの場合、先方の予約と紹介状とデータをお渡しします。来週来ますか」
「来週来ます」
夫も私もともショックを隠せなかった。
どう考えても私はセカンドオピニオンを受けるべきだと思っていたのに、その日から夫は暗く、何も話しをしない、それは日に日に増して最悪な1週間だった。


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