ここまでうちの州の予算の話をしてきましたが、予算で苦しんでいるのはうちだけではありません。


例えばミネソタ州。財政難のため、小中高あわせて1000人の教員をリストラすることに。


ニュージャージー州では、3つの省を閉鎖し、3000人の公務員解雇。


フロリダ州、牢獄関係施設で働く2000人を解雇。


カリフォルニア州、教員、学校カウンセラー、図書館職員、看護婦など合わせて2万人解雇。


まだどれも確定ではないようですが、そういう方向で話が進んでいるとのこと。


アメリカの州は、ほとんどが支出が収入を上回ってはいけないという法律上の制限があるため、このようなドラスティックな方法をとるんですね。


そしてよくよくうちの知事のスピーチを読んでみると、職員2000人解雇というのは、今後の税収予測にもとづいているわけですが、その予測も、一番アグレッシブ(楽観的)な予測に基づいての数字であり、今後さらに悪くなるかもしれないという含みを持たせた発言をしています。


ちょっと俺やばいんじゃないかなと思い始めてきたこの頃です(涙)。