日本でも報道されていたようですが、スターウォーズで有名なジョージ・ルーカスが約200億円を、母校である南カリフォルニア大学に寄付したそうです。


http://www-cntv.usc.edu/article.cfm?article=380&type=4


卒業生の寄付がアメリカでは盛んである、というのはよく知られた話で、こういった大きな寄付がたまに出るのがアメリカの大学なのですが、その一方であまり知られていないのが、大学の卒業生に対する積極的なアプローチかもしれません。


これは個人的な話ですが、自分も毎月のように母校のミネソタ大学から寄付金を要請する手紙が届きます。2ヶ月に1回、卒業生向けの雑誌も届きます。自分はまだ経験はありませんが、電話も毎日午後5時から9時くらいにかけて卒業生に対して行っているとのことです。バイトで雇われた学生が卒業生に電話をとにかくかけるということを聞いたことがあります。


このような地道な作業のもとにたまに出てくるのが、今回のようなジョージ・ルーカスの件であるわけですけれども、それよりまして大事なことはやはり、大学が在学中に学生をどれだけ大事にしたか、ということに尽きると思います。


ジョージルーカス曰く、


“I discovered my passion for film and making movies when I was a student at USC in the 1960s, and my experiences there shaped the rest of my career”


こういう風に40年経った今も言ってくれる学生をどれだけ輩出できるかがやはり一番の根幹なのだと思います。大学はどうすればお金を集められるのかという策だけに走らず、「現在自分たちは学生を大事にしているのだろうか」、「自分の大学は学生の期待に答えられているのだろうか」ということを常に問いかけていくべきだと思います。