なんという偶然!

大学院を出た後,浜松に生活の拠点を置いていたA君とばったり再会した.
場所は原島先生の最終講義の机で,だ.

A君は,なんと有給を取って最終講義を聞きにきたという.
すばらしい意欲.

最終講義は満員御礼,というか大講義室があふれて隣の部屋で中継が行われたほどだった.

お話を聞いて感動した.


学問の美しさ

目先のことに追われて,見失っていたものを原島先生は思い出させてくださった.(そもそも,そんなものあったのか,というツッコミは尤もだが,自分にだって学問が美しいと思うことも,実現したかった夢だってあったんだ.青臭いもんだけどさ.そりゃ,人より学問のレベルは低いかもしれんけどさ.

今学期は原島先生が豪華なゲストを読んでメディアと情報の未来を語った授業があったのだが,完全にノーチェックだった.俺の向学心なんて,とっくに尽き果ててるのではないか.

反省しなければ.

話はA君に戻る.
A君は元気そうでなによりだった.仕事もあってるみたいだ.
どんなもんか,いろいろ話した.
会社って行ってもホントいろいろなんだよなぁ,と思う.

研究室のやつらとの飯もいいけど,旧友と一緒に食べる飯は格別にうまかった.