さきほど、少し、あげ氏とチャットしていたわけだが、自分は仕事すると得られるものというものを軽視しすぎていたのかもしれないと感じた。


 研究室にずっといたころは実感できなかったが、ここのところ家にいがちだから感覚が変わってきた。


 就職すると、まず、労働の対価として賃金がもらえる。これにより、自分の食い扶持は自分で稼ぐことができる。さらに、社会的な身分としてサラリーマンという立場が得られ、自分でアパートが借りられる。自分のすむところは自分で確保できる。着るものに関しても同様。以上から衣食住を自分で確保できる。


 衣食住にかかるお金は現在とあまり変わらない(100万程度)とすると手取り200万の場合余剰金100万円が手に入る。休みが現在ほど容易に手に入らないこと、パチンコ、競馬等、ギャンブル系の遊びが嫌いなことを考慮するとこれらの大部分は貯金されることになると思われる。(残りは付き合いの飲み代か)


 年間50万程度の貯金が手に入ることを考えると6年で300万円の貯金が得られる。結婚資金の総額平均が500万であることを考慮すると、6年目から二人協力での結婚が可能である。これは24歳で就職した場合、30歳である。晩婚化が進んでいることを考えると平均的な年齢であると思われる。


 また、給与に関して200万固定で考えたが、実際は昇給することが考えられるので実際はもっと早いのではないかと考えられる。概算なのでなんともいえないが、安定性を考えて就職した場合はだいたいこのようなものであろう。


 3年間働いた場合は150万の貯金があり、進学した場合は毎年100万程度の奨学金を借りることになる。差額、450万円のマイナスか。


 なるほどなるほど・・・


 平均給与を調べていくと、

労務安全情報センター

というものにあたった。(少し古いが)


 これを見ると、男女の賃金格差がすごいことが確認できた。女は最頻値の300万前後に多く集まり、400万以上が極端に少なくなる。それに比べて男は最頻値は500万程度であり、分散も女より大きい。


 うむ。一家の大黒柱は男というのがこのグラフから読み取れる。


 ううむ・・・