やなせ進のマンデーレポート NO951 2013/1/21 since1991
●原発問題や「TPP」のような、政党の内部でも意見が分かれるテーマが増えていま
す。
民主主義や、政党政治の限界の問題にも関連します。21世紀的かつ世界的な問題と言っ
てもよいと思います。
●もちろん、スイスのような「駐車場の位置まで国民投票で」などと言っているわけで
はありません。
重要で政党でも決められないうような重要な課題に限っての話です。
さらには、現代政治の直接民主主義的な改革と考えるべきテーマです。
●これについての付帯決議は、「一、国民投票の対象・範囲については、憲法審査会において、その意義及び必要性の有無等について十分な検討を加え、適切な措置を講じるように努めること。」
となっています。
●実は、自公提案の「憲法改正に限っての国民投票法案」に対して、民主党がぶつけた
対案が、「(重要課題についての国民投票も含む)一般的な国民投票法案」だったのです。
民主党の提案した、「重要な国政問題についての国民投票法案」は、自公両党は賛成
しませんでした。
しかし、「予備的な国民投票」という形ではありますが、民主党の提案は法案の付則の中で生きています。また、私の質問に対し、民主党提案の「生命倫理」の「統治機構」についての予備的投票も検討可能であるとの答弁を公明党の赤松発議者からいただきました。
●このテーマは、これからも引き続き私の取り組んでいく重要課題の一つと考えています。
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