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【1】日銀総裁の再提示は、統治能力なしの証明。
【2】田波氏を不同意にした理由。
【3】先週の定例記者会見。
【4】先週の主な活動

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【1】日銀総裁の再提示は、統治能力なしの証明。

●23日、宇都宮市内で石森ひさつぐさん(次期栃木1区の衆議院立候補予定者)の総
決起集会が開催された。私も、選対委員長として激励の挨拶をした。

●石森さんの慶応大学ラグビー部時代の上田監督や、済生会病院の
産婦人科医長の飯田さん、そして脳梗塞の患者さんとして石森さんの手術をうけ、
命を救われた佐藤さんなど、政治家ではない方々から心温まる激励メッセージが
披露され、とても暖かなエネルギーが満ち溢れていた。

●石森さんの伯父さんにあたる政治評論家の森田実さんが記念講演を
おこなったが、印象に残ったのは政権交代の4つの条件と言う話。
第1は、政権の統治能力の喪失。
第2は、国民の政権交代への期待感の高まり。
第3は、代わりうる勢力の存在。
第4は、総選挙の実施。
そのいづれもが、着々と成就しつつあるとの話だった。
だからこそ、与党は首相の首をすげ替えても、解散はしないだろうというのが、
森田さんの話だった。

●解散に追い込むと言う大戦略で全力をあげている私にとっては、解散の時期につい
ての森田さんの結論は、簡単にはうなづけないが、話の大筋はもちろん
納得できる。特に、大蔵上の次官経験者を、性懲りもなく提案し続ける福田首相の
対応こそ、福田政権の統治能力の欠如とする指摘は、大納得である。

●武藤でまとめると言った民主党の重鎮が誰であるかなどは、詮索する気持ちすらな
い。民主党が明白に拒否してきたのは、大蔵省の天下り人事の頂点に日銀を位置づけて
きたこの国の長い風習である。大蔵省の次官経験者でなければ、日銀総裁に
なれないのかと言いたい。そのことに明確にノーと言い続けてきた。

●こんな明らかなメッセージを無視し、性懲りもなく次官経験者に固執する。
現状分析もできなければ、政治的な決断もできない。まさに福田政権の統治能力は
ゼロである。

●自民党は、いまや、議長あっせんに最後の期待を寄せているようだが、
自ら強行採決で、合意事項を踏みにじっておきながら、あまりにも虫が良すぎる話だ。
さらに、「あっせん」を「裁定」にすりかえて、特に参議院議長に対して圧力をかけよ
うとする与党幹事長の言は、実に姑息な詐術である。ここにも、もはや、政権の運営能
力を見出すことは困難である。

●一刻も早く、政権を交代しなければならない。


【2】田波氏を不同意にした理由。

●田波氏を不同意とした民主党の理由は以下の通りである。

上記の理由:金融市場に密接に携わった実績が不明であり、金融理論、経験、
      手腕などの観点から日銀総裁として積極的に推挙する理由がない。


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