■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 
【1】議長あっせんは白紙に戻った。
【2】DNAEで宣戦布告。
【3】おかしな言いがかり。
【4】空白論のプレッシャーも筋違い。
【5】定例記者会見
【6】先週の主な活動

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【1】 議長あっせんは白紙に戻った。

●29日の夜半にかけて、衆議院の予算委員会、財政金融委員会、
そして総務委員会の3委員会で、連続強行採決が行われた。
慎重審議を求めるすべての野党の意思を踏みにじる暴挙である。
さらに、この与党の対応は、いわゆる「つなぎ法案」の撤回の際の
議長あっせんを真っ向から踏みにじるものである。したがって、
その際の与野党合意は、与党の暴挙によって、白紙に戻ってと
言わざるを得ない。

● 1月30日の議長あっせんについては、国会通信776号(2月4日発信)
で触れたが、その第1項をもう一回見てみよう。

「1 総予算及び歳入法案の審査に当たっては、公聴会や参考人質疑を含む徹底
  した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする。」

● 与党は、予算委員会の審議時間が昨年を上回ったことを、「鬼の首」を
取ったかのように吹聴する。これはまったくのお笑い草だ。
合意案は「予算審議のみならず、法案の審議についても、公聴会や参考人質疑を含む徹
底した審議を求めている。」単なる時間経過だけで済む話ではない。

●お茶を濁したような地方公聴会と、中央公聴会が予算委員会では行われたが、
それはいつもどおりのことでしかない。歳入法案の審査については、参考人も
公聴会もまったく行われず、例年通りの短時間審議で強行採決。

● 道路、年金、イージス艦。そのどれもが、長期政権の腐敗構造と密接に関連する、
多岐にわたる問題を含んでいる。その徹底審議が行われたかと言えば、
限りなくゼロに近い。道路にしても、租税特別措置のそれぞれにしても、
分野ごとの精密な審議をすべきなのにぜんぜん行われていない。
これでは、とても質疑終局させるわけには行かない。

●議長あっせんの第1項の「徹底審議」は行われなかった。
これは明白な事実だ。与党の行動は、あっせん違反の暴挙である。
あっせん案は、与党の強行採決によって、白紙とせざるを得ない。

【2】 DNAEで宣戦布告。

●明日からの参議院、民主党の国対委員長として自公政権に
宣戦布告する。争点は、DNAEの4本柱である。

D=道路。
N=年金。
A=イージス艦「あたご」。
E=建築着工遅れ、食品高騰による経済不況。


この続きはHPでご覧下さい ⇒ http://s-yanase.com