■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【 安倍改造内閣発足 他 】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【1】安倍改造内閣についての感想

● 安倍改造内閣が発足し、テレビでその報道が続いている(8月27日 午後10時)。小泉総理の時は、内心「やるなー」と、うなった面もあった。そんな驚きは、初回と同様 今回も全く感じられない。

● 今の安倍総理と自民党を評する最もふさわしい言葉は、「貧すれば鈍する」と言うことわざであろう。記録的な大敗北を喫しながら、総理を代えるエネルギーすら発揮できない今の自民党。反省の擬態を見せながら、政党よりも自己利益を優先しようとする総理の姑息で執拗な自己中心主義。自民党の政党としての断末魔が見えるようである。

● 今回の選挙結果は、小泉・安倍の改革路線に国民が「ノー」と言ったことに他ならない。なぜ、こんな率直な国民の声を受け入れることができないのだろうか。都市に住む人々も、田舎に住む人々も、過剰な競争政策で転落する多くの友人知人を見てきている。こんな「改革」が力任せで進められたら、とんでもない事になる。多くの人がそう思っている。そんな国民の悲鳴に対する感度が、今回の選挙の勝敗を決めたのである。選挙に負けても、このことに気づかない自民党はまさに「貧して鈍している」。


この続きはホームページをご覧下さい。 → http://www.s-yanase.com/