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【 松岡大臣の自殺/消えた年金 他 】
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【1】松岡大臣の自殺について

● 松岡農水大臣が5月28日(月)、赤坂の議員宿舎において自殺しました。戦後の歴史で、現職大臣の自死は初めてのことです。彼とは衆議院の同期生。そして政治改革の大論戦では、小選挙区制度の推進派(私)と反対派(彼)で、激しい応酬をしたこともありました。まずは、心からご冥福をお祈りします。

● その論戦の中で、私自身は強気一点張りの彼の視線が、時々ふっと弱まることを感じたことがありました。強面(こわもて)の印象の強い彼でしたが、かなり無理をしているのではと感じたことが何回かありました。自殺後の鈴木宗男さんのコメントなどを参考にすると、あながち私の印象も誤っていなかったのではと感じます。遺書を総理はじめ各方面に残したこと、そして奥様への遺書は別扱いにしたことなどに、様々な彼の心境が伺われます。

● 率直に言えば、彼を追い詰めたのは、政権維持に汲々とする安倍総理のかたくなな対応にあったのではないかと思います。強気と弱気の交差する毎日の中で松岡大臣は、辞職すればどんなにか楽になれるだろうと何度も想像したのではないでしょうか。


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