■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【1】総理官邸初訪問。
【2】2010年度予算案の概要。
【2】先週の主な活動

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


【1】総理官邸初訪問。

●1月18日 第174通常国会が開会しました。民主党政権としてはじめて臨む
通常国会の幕開けです。まずは、09年度の第2次補正予算案、そして本年度の
総予算案の審議が待っています。財源不足の中で、マニフェストの実現に全力を
あげた結果を、一刻も早く実現する。参議院の予算委員長としても、このことに
全精力を注ぎたいと思います。

●民主党政権としては、月内に補正予算案の可決、そして1月29日からは、
総理大臣の所信表明から始まる政府四演説、そして本予算の審議入りと、
間髪を入れぬ審議を考えています。

●そんな状況の中、かねてお願いしていた、鳩山総理大臣との始めての面会が
実現しました。開会式、そして菅財務大臣の財政演説が終わった後の18日
午後3時、初めて首相官邸をお尋ねしました。

●午後3時半から30分あまり、広大な首相執務室で、総理大臣になられ鳩山さんと、
初めて面談させていただきました。そして、経済政策、外交安保政策について、
私の考えや、参考資料の説明をさせていただきました。釈迦に説法の言葉通り、
総理としては先刻承知のことばかりでしたが、私としては、初の所信表明に、
少しでも参考にしていただければとの思い出の行動でした。お忙しい中、
お時間を作っていただいた総理には心から感謝申し上げたいと思います。

●とにかく、鳩山政権としての最初の本予算をしっかりとあげていくこと、
政策実現のために愚直にまい進していくとの、総理の決意が示されました。
総理の固い決意に、深く共感して帰途に付きました。

【2】2010年度予算案の概要

●2010年度の総予算案は、昨年12月25日に閣議決定されました。以下その
内容について簡単にご説明します。

[主な特徴点] 過去最大のオンパレード。

1 予算規模は過去最大の「92.3兆円」

2 埋蔵金を中心とする税外収入も過去最大で「10.6兆円」。
※ 財政投融資特会、外国為替資金特会など8特会から7.9兆円。

3 国債発行額も過去最大で「44.3兆円」。

4 税収は84年度以来の低さ 「37.4兆円」。 

5 税収の落ち込み(対前年-9兆円、-18.9%)も過去最大。

6 税収が国債発行額を下回るのは戦後初。

7 国債依存度も過去最大の48%。

8 公共事業関係費のマイナス18.3%も過去最大。
※ 5兆7731億円。 6兆円を下回ったのは78年以来の30年ぶり。
  小泉政権下での削減率は最大で-10.7%。道路や港湾の削減率は25%。

9 社会保障費は大幅増のプラス9.8%。
※27兆2686億円。子ども手当て月2万6000円(10年度は半額)国費は1.
7兆円。
医師不足対策として10年ぶりの診療報酬アップ0.19%。

10 過去最大の地方交付税、17.5兆円。


[マニフェスト工程表の主要事項について]
●主要事項については、おおむね予算化できました。

1 子ども手当て  1兆7465億円
 ○中学生以下 月1万3千円(11年以降は倍)
 ○所得制限は設けない。
 ○地方・事業主については、10年度は、児童手当法に基づき、その範囲内で
 費用を負担。残額について国負担。


この続きはHPで →→ http://www.s-yanase.com/