やっぱりMA-1暖かいわぁ〜


トム(トップガン)の影響受けまくりの私(笑)飛行服史上、不朽の名作と称されるだけありますね〜🛩


【豆知識】


人類史上初のナイロン素材をマテリアルに採用したB-15の後を受けて、近代化が図られたそのスタイルはBー10から受け継がれてきた襟のムートンを省略したことが最大の特徴。1950年代中期に開発・採用されて以来マイナーチェンジを繰り返しながら20年ものスパンにて着用されました。その飛行服としての完成度に加え、シガレットタブや後期モデルに搭載されたリバーシブル面のレスキューオレンジなど、軍モノらしいリアル且つキャッチ―なディテールが民間でも高い人気を獲得。世界で最も名を馳せたミリタリーウェアと言っても過言では無い、ナイロン製フライトジャケットがMA-1なのです。アルファ インダストリーズとMA-1の出会いは戦争兵器が近代戦の一途を辿る冷戦のさなか、1958~1959年のこと。米国防省から軍用ジャケットの見直しを依頼された「ドブスインダストリーズ(アルファ社の前身)」は品質、デザイン性、信頼性と全てにおいて彼らの求めるミルスペック(軍用規格)に完璧に対応します。その結果、アルファ社のMA-1は多くのパイロット、フライトクルーから支持を獲得。米軍からの信頼を勝ち得たアルファ インダストリーズはMA-1のパイオニアとして世界に名を知らしめることになるのでした。また、その数年後にはベトナム戦争が勃発し爆発的に受注が増加。それを追い風としたアルファ社はフライトジャケットのみならず、様々な軍衣料を製造する米軍最大の制式コントラクターとして急成長を遂げていくことになるのでした。