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東京に戻り、新しい病院に転院した。初めましての先生との面談。看護婦さんだと思っていた人が、私の担当医だった。鈴木杏樹似リハビリ科S先生。女医ってのは、なんでみなさん美人なんでしょ?例えばブサイクの女医って、なんか信頼おけないものね。美人だと、バリバリ治してくれる感じがするものね。(ひどい話…。)


以前の病院でも、些細なことがきっかけで笑いが止まらなくなることが何度かあったけど(まさに箸が転がるだけでおかしかった!)、楽しいのはいいでしょうと思い、特に気にしていなかった。そしてむかえた面談、鈴木杏樹似S先生の質問がツボに入ってしまい、初めての面談中だというのに笑いが止まらなくなった。鈴木杏樹も初めは笑ってくれたが、「大丈夫?」と聞かれて、「以前からこうゆうことはあって、ちょっと変だなとは思っているんですが…。ぐふふ」と答えると、「確かに今回の件でそうゆうことに影響が出ることもあります。では、ヤナキさんの笑いは全てスルーしてすすめますね。反応すべき笑いがあったら、旦那さん、教えてください。」と、きっぱり鈴木杏樹。さらに笑う私…。普段私達が、おかしな人を見ないようにするのと同じく、隣で笑い続ける私は完全に無視され、面談は進められた。「やっぱり私おかしいかも…。」と思うのも、やはり笑いながら。

「ヤナキさんが出血があった場所は、運動感覚と神経感覚にかかるところで、もう少し後ろにも影響があれば、注意をつかさどる部分にも関係していいるので、注意力散漫でぼんやりした感じになることもあります。」「ぷっ!」また噴き出してしまったが、これは正統な笑いです。さすがに夫も笑っていた。先生が言う「注意力散漫でぼんやりした感じ」というのが、元々の私のパーソナリティーそのものだったのだ。



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